ベータカロテン(βカロテン)と言えば、にんじん、かぼちゃをはじめ緑黄色野菜の成分の一つです。通常、これらの野菜のベータカロテンが体内に入ると、体はその必要に応じてベータカロテンはビタミンAに変換されます。

ベータカロテンは抗酸化作用が非常に高いため、特に女性の美容効果や美肌保持に欠かせない栄養素なのです。もちろん男性にだって肌をきれいに、健康的に保つ効果があるのは言うまでもありません。

ベータカロテンの美容効果は「肌」に対してだけではありません。具体的にどのような効果があるか紹介していきます。

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ベータカロテンの美容効果

美肌を作り美肌を保つアンチエイジング効果

ベータカロテンの抗酸化作用は、肌の老化を抑えます。体内に活性酸素が増えてくると細胞が酸化し錆びついてくるのです。細胞が錆びてくるというのは簡単に言うと、肌の老化が進み、シミ・シワの原因になってくるのです。

ベータカロテンはもちろん、ビタミンCやビタミンEも抗酸化作用が強いため美肌を作って、肌の健康状態を保つためには欠かせないビタミンなのです。

肌トラブルを軽減

ベータカロテンは皮膚細胞の新陳代謝を活発にしますから、カサカサ肌や脂性の肌も正常な状態に整え、また紫外線・日焼けによる肌荒れに対しても元の状態に戻していく力があります。

ベータカロテンを含む食品は?

ベータカロテンを含む食品の代表として、緑黄色野菜、特ににんじん・ほうれん草・ピーマン・かぼちゃ・モロヘイヤがなどがあります。

モロヘイヤのベータカロテンはダントツに多く、100g中10000μg(マイクログラム)、人参は100g中9000μg、ほうれん草は100g中5500μg、かぼちゃは100g中4000μgのベータカロテンが含まれています。

かんきつ類やスイカ・メロン・みかんなどにも含まれていますよ。
果物の中ではメロンのベータカロテン含有量は特に多いのでおすすめです。
赤い果肉のメロンの方がベータカロテンが多く、100g中3600μgの含有量があります。

ちなみにトマトの含まれるリコピンはベータカロテンではありませんが非常に抗酸化作用が高いため、肌の健康のためにはできるだけ意識して摂るようにしましょう。

ベータカロテンの健康効果

  • 生活習慣病の予防:ベータカロテンは腸管内でビタミンAに変換されるのですが、免疫機能を正常に保つ働きや、動脈硬化や心臓病を予防する働きがあります。
  • 粘膜の健康状態を保つ:肺の粘膜や、目の粘膜を健康に保つ働きがありますから、積極的に摂取するよう心がけましょう。
  • 口内炎や歯周病を改:やはり粘膜を健康に保つ働きがあるため、歯肉炎や口内炎、口の中の薄皮がめくれるなど、口腔内の粘膜トラブルを軽減し改善する効果があります。
  • 目のトラブル改善効果:ベータカロテンの粘膜増強作用は、「目」のトラブル改善にも効果的です。暗いところでモノが見えにくくなる夜盲症や、白内障の予防や、その進行を遅らせます。
  • 加齢黄斑変性の予防:ベータカロテンは加齢黄斑変性の予防にも良いのですが、ビタミンC・E、亜鉛などを同時に摂ることで、より予防効果を高めることができるとされています。

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ベータカロテン摂取についての疑問点

効果的な摂取方法は?

ベータカロテンは調理方法によっては、体に吸収される率が大きく変わってきます。ベータカロテンは特に「油脂」と一緒に食材を調理することによって体に吸収されやすくなります。ほうれん草のバター炒めや、野菜炒め、天ぷらなどの「油」を使う調理法がお勧めです。

ベータカロテンを過剰摂取したらどうなるの?

どんなに体に良いものでも、それだけを摂りすぎることはよくありませんね。ベータカロテンについては、最適な摂取量というものはあまりよくわかっていないようですが、過剰摂取よりも欠乏に注意した方がよさそうです。日本人の多くは緑黄色野菜や果物からベータカロテンを摂取していますから、過剰摂取を気にするより、野菜不足にならないように注意しておいた方がいいのです。

ビタミンA、特に動物性のレチノールという種類のビタミンAは、過剰摂取すると体に悪影響があるとされています。しかしベータカロテンはビタミンAと同様の働きをしますが、体が必要とする量に応じてビタミンAに変換されるため、ベータカロテン過剰摂取によってビタミンAのような悪影響がでることはありません。

まとめ

ベータカロテンは、肌をきれいに保つだけでなく、粘膜や免疫機能を正常に保つ働きがあるなど、健康上なくてはならない栄養分です。もちろんベータカロテンだけを摂取することが良いのではなく(食品からベータカロテンだけを摂取することはほとんど不可能ですが…)バランスのとれた食事が大切なのは言うまでもないですね。

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