子供のころは、炎天下のプールではしゃぎすぎたあと熱を出す・・・なんてことがありました。プール熱は大人にもその症状が出ることがあるのです。

プール熱の症状が出てしまったら何らかの対処をするしかないのですが、予防方法を知って予防出来ればそれに越したことはありません。原因や潜伏期間、治療法なども詳しく紹介しますので参考にしていただければと思います。

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プール熱とは

プール熱は簡単に言ってしまえば、夏風邪の一種です。感染力が強く、子供だけでなく大人にもうつってしまうので注意が必要です。
プール熱という名前で呼ばれているのですが、医学的な病名は「咽頭結膜炎」です。「咽頭結膜熱」ともいわれます。

プール熱の原因

アデノウィルスという病原体に感染して発症する、いわば感染症の風邪なのです。しかし感染力が非常に強いために、夏のプールの授業や、公営プールなどで、感染した人がいると爆発的に感染が広がってしまうのです。

もちろんプールに入っただけで感染するわけではないのですが、プールが汚染されていれば、目の粘膜などが、まずは感染しやすい部位と考えていいと思います。

普通の風邪であれば、くしゃみや咳などの飛沫感染や、菌に触れた手で眼をこするなどの接触感染が主な感染経路ですが、プールを介した場合、直接眼の粘膜から感染し結膜炎をおこしてしまうことがあります。

子供の方が免疫力が弱いために感染しやすいのですが、大人の場合は、感染した子供に直接接することでうつってしまったり、家族共用のタオルなどからも感染します。

治ったと思っても・・・

症状が出なくなって、治ったと思っても、アデノウィルスは「のど」から1~2週間も出続けるようです。便にも約一ヶ月もの間ウィルスが含まれた状態になっていますので、充分な注意が必要です。

プール熱の予防

プール熱は、特に子供たちがプールに入る時期6~8月ころに集中しています。この時期にプール熱が流行していれば、特に、うがいや手洗いを念入りにして清潔にするよう心がけます。

プールに入る前後のシャワーはもちろんのこと、プールから上がった後はプールサイドの目洗い場ですぐに目を洗うようにします。

もし幼児が感染してしまったら、大人にもすぐに感染する可能性がありますので、おむつ替えの後には十分な手洗いと「うがい」が必要です。

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プール熱の大人の症状と潜伏期間

咽頭結膜炎は感染してすぐに症状が出るわけではありません。免疫力が下がっていれば大人でも簡単に感染してしまいます。

プール熱大人の症状と書きましたが、子供だから症状が重いとは限らず、大人が感染した場合の症状も子供と同じですから要注意です。

  • 発熱
    感染してから数日後、だいたい3~7日後位してから急に高熱が出ます。発熱は39℃以上にもなり、一週間ほど続くことがあります。
  • 咽頭炎の発症
    発熱後、のどが炎症を起こして、真っ赤に腫れて痛みを伴うことがほとんどです。4~5日持続します。
  • 結膜炎
    咽頭炎の発症の時期と同じくして、目にかゆみや痛みが出るだけでなく、目やにも伴います。片方の目の症状から始まって、もう片方も同じような症状になることがあります。
  • その他の症状
    人によりますが、下痢や腹痛、頭痛を伴うこともあります。

プール熱の治療法

お医者さんにかかるのはもちろんですが、アデノウィルスに対しては抗生物質の効果がほぼ期待できないため、病院でも対症療法が中心になるようです。

症状の出方にも個人差がありますので、目の症状が強いなら眼科で、喉の痛みや腫れがある場合は耳鼻咽喉科を受診したほうがいいのですが、まずは内科のお医者さんや主治医に診断を受けて指示をもらった方がいいです。

のどの痛みや炎症によって、食べ物がのどを通るのが不快になり、食欲も落ちていきますから、お粥などの流動食やフルーツを入れたヨーグルト、野菜ジュースなど積極的に栄養分を摂って、抵抗力を高めるようにしておきましょう。

水分不足にもなりがちですので水分補給も忘れてはいけません。

子供のプール熱(咽頭結膜炎)は、学校保健法で、第二種伝染病に指定されていて、症状が無くなっても、その後まるまる2日間は登校停止という規定になっています。親が判断しにくい場合もあるでしょうから、主治医に相談して、完治しているのか、登校しても良いのかを判断したほうがいいですね。

プール熱と似た症状で、アデノウィルス等が原因である夏風邪についてもぜひご参照いただければと思います。参考:「夏バテに効く食べ物」「夏風邪の治し方|原因と症状と予防策」

まとめ

「プール熱」という語感から、それほど重い症状ではなく、ちょっと風邪に似た症状で熱が出るくらいに思っていた方は多いのではないかと思います。

感染してしまうと、症状がきつく、一週間ほど続き、治ってからもウィルスの感染力は衰えませんから本当に注意が必要だと思います。

特に不特定多数の人が入るプールで、免疫力の弱い子供に感染しやすいですから、洗眼やシャワーはもちろん、プールの後の眼薬も有効だと思います。予防するに越したことはありませんから。

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