一番体にいい食べ物といっても、もちろんそれ単体だけを食べることが、体にいいとは考えられないですよね。でも、栄養素やビタミン・ミネラルが豊富に含まれていて、それだけで栄養バランスが整っている食べ物というのはあるのです。
とは言うものの、コレこそが絶対的に一番!というもの、つまりコレひとつだけでいいという食材は無いはず。
どんな食べ物か、種類別に具体的に紹介していきます。

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一番体にいい食べ物とは?

最も体にいい食べ物と考えられる食材

オリーブオイル

オリーブオイルが健康保持にとてもいい食品であることは、このサイトの別記事でも詳しく紹介していますので、ぜひご参照ください。
●「オリーブオイルの効能と栄養
●「オリーブオイルの種類と選び方

糖質の多い食材、例えばパンやパスタを摂取するときにオリーブオイルを加えることで、血糖値の上昇が抑えられることがわかっています。
また、体のサビ=つまり体の老化を防ぐ、抗酸化物質であるポリフェノールが多く含まれています。更に、脂質の代謝を改善したり、動脈硬化の予防にも効果があるとされるオレイン酸が豊富に含まれています。

ナッツ

ナッツ類に含まれる「油脂」特に不飽和脂肪酸が体にいいと言われています。不飽和脂肪酸はナッツ類の中でも特にアーモンドに多く含まれており、コレステロールを下げる作用があるのです。

その他、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富ですから、体のためには少量ずつ毎日食べることがいいようです。口寂しくなったら、糖質の高いものを避け、ナッツがおすすめです!
ナッツ油の効果効能|ナッツの種類と体にいい食べ方
ピーナッツに含まれる油オイルが悪玉コレステロールを下げる!

ポリフェノール含有食品

ポリフェノールが体に良いことはよく知られていますが、その働きは、体の酸化による老化、肌のたるみやシミ・シワの改善と防止、体細胞の酸化抑制などの効果があるのです。

そのためにポリフェノールを多く含む食品を取ることがいいのですが、中でもポリフェノールを多く含む食品は「カカオ」なのです。カカオを原料にした食べ物といえばチョコレートですが、普通のチョコレートは糖質が非常に多いため、できるだけカカオの含有量が多いものを選ぶといいでしょう。

ただ、カカオが多いと、とても苦くて美味しくはないので、少し多めのカカオを含むくらいのチョコレートを選ぶほうが、食べやすいですし続けやすいと思います。

カカオが70%含まれたチョコレートを食べたことがありますが、まぁ、美味しくないし、健康のために無理やり食べてる感がありましたね・・・^^;。体のためとはいえ、適度な甘さはほしいところです。

大豆

大豆には、3大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)の一つである、良質の植物性たんぱく質を多く含んでいます。大豆の栄養素の一つであるイソフラボンは、抗酸化作用が非常に高いため老化予防に欠かせない栄養成分です。

納豆や豆腐などの大豆製品は、少量であっても毎日食べることが良いのです。
●「青大豆の栄養成分と効能

青魚

青魚に多く含まれるDHA・EPAは、自分の体の中で生み出すことができない必須脂肪酸です。
DHAは脳や網膜に多く含まれることから、摂取すると頭脳の働きがよくなるとも言われています。

EPAの働きは、有名な「血液サラサラ効果」です。高脂血症を予防したり、血管内に血栓をできにくくするためです。

マグロ・ブリ・さんま・鯵・イワシ・サバ、また魚の缶詰であってもDHA・EPAは多く含まれています。
DHA・EPAの効果効能

野菜

野菜で体に悪いものなんてあるとは思えません。栄養価の高い野菜はとてもたくさんあるのですが、その中でも特筆すべきは「キャベツ」なのです。

特に珍しくもない、ポピュラーな野菜ですが、胃腸を良好に保つ働きのある「ビタミンU」が見逃せない栄養成分なのです。他にもビタミンC、ビタミンK、カルシウムも含まれています。

簡単に手に入る野菜で、非常に栄養価が高いキャベツはぜひ毎日摂るようにしましょう。

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世界で一番体にいい食べ物とは?

実は「水」が体に一番いい!?

「水」こそが体に最も良いという説があります。
それもそのはず、人間の体の約60%が水分だと言われています。この「水」がドロドロして汚れていたら健康そのものが失われてしまいます。水は最も体に必要であることは、「適量の水と睡眠があれば2~3週間生きられる」とも言われていることからもわかりますね。

このことは「水」に良い悪いという区別をしていませんが、現代に生きる私達はどうしても「良い水」を求めてしまうものです。では日常生活で、「良い水」とは何でしょうか?

ミネラルウォーターと水道水、どっちがいい?

体にいい水で、真っ先にイメージするのは、フランス産の〇〇ミネラルウォーターとか、どこどこの硬水もしくは軟水ミネラルウォーター、海洋深層水・・・などではないでしょうか?

もちろん体に悪いわけではありませんが、ペットボトル詰めにされる前に、「水」は煮沸消毒されるのが一般的です。

ミネラルウォーターは煮沸によっても、ほとんどミネラルや酵素などの成分は損なわれないと言われています。煮沸による消毒効果はあるのですが栄養成分はそのまま残ると言われています。

一方、水道水は塩素などの不純物が入っているため、煮沸して塩素を飛ばしてから飲むほうがいいとされています。そのまま飲んでも体に悪いというわけではありませんが、浄水器を通すことでとてもおいしい水になります。

ミネラルウォーターのほうがミネラルが豊富で健康によい、とか、水道水のほうが「生命力」があるとか言われていますが、科学的には証明されていないことですし、こまめに水分を補給するということさえ忘れなければ、私個人的にはどちらでも良いと思っています。

ちなみに私はブリタの浄水ポットを使っており、水がとても美味しく感じるため長年愛用しています^^

まとめ

オリーブオイルや、魚、ナッツ類、野菜など、どれをとっても栄養価が高く体に必要な成分を多く含んでいます。やはり言うまでもありませんが、ここで紹介した食材を知識として知っておいて、日常の食材に少しでも取り入れていくと良いと思います。

最初にも書きましたが、食材の食べ合わせによっても栄養価の働きや、吸収が良くなることもありますから、できるだけバランスよく食べることを心がけることが大切だということではないでしょうか。

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