鼻づまりはとても不快です。気持ち的に何かに集中することができなくなります。ちょっと空気の通りが悪いだけなのに、こんなにも不快で憂鬱になることはないですね。詰まっている側を上にして、横になることでスッキリと鼻が通ることもあるのですが、起き上がるとまた鼻づまりになることもよくあります。

ちょっとした鼻づまりなら、すぐ治す方法として、鼻づまりの即効ツボを押してみてください。図解で詳しく説明しますのでぜひ参考にしてください。

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鼻づまりをすぐ治す即効ツボ

鼻づまりに効くツボを紹介しますが、特に鼻が通ってスッキリする特効ツボがあります。それが「風池(ふうち)」と「迎香(げいこう)」です。

風池(ふうち)

耳たぶのすぐ裏側で、やや下がったところに大きなでっぱりのある骨があります。この骨の下で少しくぼんでいるところが風池です。ここを親指で押すのですが、両手で頭を包み込むようにして、親指が風池にあたるように調整して、頭の中心に向かって押し上げるように指圧します。

風池は、手をこすり合わせるなどして、手のひらを温めてから指圧すると、鼻づまり解消に、より効果があります。
親指で、ぐ~っと押して、ゆっくり離す動作を3分くらい続けると、スッキリと鼻が通ってきます。
(図に「天柱」がありますが、鼻づまりではこのツボは押しません)

迎香(げいこう)

小鼻の両脇にある少し凹んだ部分が迎香です。
人差し指を当てて、両側から鼻を挟むように指圧します。力を入れすぎず静かに押すことがポイントです。
3秒押したら6秒休むというタイミングで、これを3回繰り返します。

「迎香」とは、鼻が詰まって臭いがわかりづらくなる時に「香りを迎える」ツボなのです。
鼻づまりや鼻水が出るときには、この迎香を押してみてください。

晴明(せいめい)

目頭の、鼻の付け根にある、鼻づまり・鼻水に効果的なツボです。手の指先をこするなどして温めてから、「迎香」と「晴明」を一緒にマッサージするように指を上下に動かして行うとより効果的です。

上星(じょうせい)

顔の中心線を通って、髪の生え際から約3センチほど上に上がったところが上星です。押してみると、やや痛みを感じる部分です。鼻づまりや鼻水、花粉症による鼻炎にもいいようです。中指の先をツボにあてて、鼻の方向に向かって約1分ほど、押したり離したりを繰り返し、指圧します。

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鼻通(びつう)

鼻通も文字通り、鼻粘膜の血液を流れやすくするため、鼻づまりの時によく効くツボです。迎香の少し上にあるツボです。目頭から指をまっすぐ下におろして鼻に当たる部分で、鼻のちょっとくぼみがある部分です。
ツボは鼻の両側にありますから、両方の人差し指か、中指で頭部の中心部分に向かって、痛くない程度に押し上げます。もしくは指がツボに当たっている状態で、指をぐるぐると回転させるように揉みこんでもOKです。

印堂(いんどう)

眉と眉の間、眉間(みけん)の真ん中にあります。印堂は鼻づまりだけでなく、眼精疲労や頭痛の改善、安眠に導く効果もあるツボでもあります。印堂に人差し指か中指を垂直にあてて、鼻の方向(下向き)に約1分ほど、ぐ~っと押してゆっくり離す動作を繰り返します。

まとめ

鼻づまりや鼻水が解消されれば、本当にスッキリして気持ちがいいものです。
すべてのツボを押す必要はなく、自分で押してみて、なんとなく効きそうだと感じる部位を1~2か所押してみましょう。ツボ押しでも改善せず、つらい症状の場合は、もちろん耳鼻咽喉科などで適切な治療を受けてくださいね。

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