上顎の薄皮がむけることはありませんか?私の場合ですが、甘いものや辛いのもを食べた直後に薄皮がむけることがあります。特に砂糖の多いあんこ類や、ポテトチップスなど表面に塩そのものがついている食べ物などは、刺激が強いのか上顎に違和感を感じることがあります。

これは糖や塩分による粘膜への刺激が強いことが原因だと思っていたのですが別に原因があるようです。すぐに治ってしまうので気にならなかったのですが、口の中の皮がむける原因は「刺激」によるものもあるのです。その原因や対処法についても詳しく調べてみました。

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口の中の皮がむける原因

辛い食べ物の刺激

辛味の強い食べ物で口の中の薄皮がむけることがあるのですが、人によって、また栄養状態によっても、そのような状態になる人とならない人がいます。辛味の刺激に弱い人はそのような食べ物の摂取を控えるに越したことはありませんが、ビタミンB類の不足が原因になっていることも考えられます。ビタミンBだけを摂ればいいというものではありませんが、栄養バランスを考えた上でビタミンBが不足しないように注意したいものです。

口内炎とビタミンB

ビタミンB群が不足することで口内炎が起こりやすいことはよく知られています。特にビタミンB2は粘膜や皮膚を正常な状態に保つ大切な働きをします。
ビタミンBは体内の脂質をエネルギーに変換する際に、その補助として大きな役割を果たすのですが、ビタミンB2はそれ以外にも、粘膜や皮膚の生成を促進する働きがあります。

甘い食べ物でも口内炎になる?

甘いものを食べるとビタミンBが消費されることを知っていましたか?甘いものの食べ過ぎはビタミンBを慢性的に不足気味にすることが考えられますので、ビタミンBを多く含む食品やサプリメントで補うことが大切です。

ビタミンB2が口内炎に有効に働くとされていますが、ビタミンB2のサプリだけを摂るのではなくビタミンB群全般やビタミンCの摂取なども必要です。ビタミンBは様々な栄養素や他のビタミンとともに摂ることで効率的に粘膜や皮膚に働きかけます。やはり単体摂取ではなくバランスが大切なのです。

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硬い食べ物が柔らかい粘膜に傷をつけている

表面に塩の結晶が付着したポテトチップスや醤油系せんべい、ザラメ砂糖がついたせんべいや、硬く焼いたクッキーなど表面に硬さがある食べ物を食べると、食べているときにそのかけらや、鋭角に尖った部分が口内の粘膜を傷つけてしまいます。

食べているときにはなかなか気づきにくいものですが、けっこう口の中の粘膜、特に上顎の粘膜が傷つけられているために、薄皮がむけてしまう原因になっています。

下顎は「舌」があるために、直接食べ物が当たって傷をつけることは少ないのですが、上顎は粘膜が柔らかく傷つきやすいのです。

私の場合は、口の中の皮がむける原因はこれだと思います。傷ついていることに気づかずにぼりぼり食べてしまっています。食べ方にも注意したほうが良さそうです。

口の中の皮がむける原因2(菌が原因)

食べ物やビタミン不足が原因で口の中の皮がむけることも多くあるのですが、病気による症状として口の中の皮がむけたり口内炎になっていることがあります。

カンジダ菌

カンジダ菌って、あまり良さげな名前ではないのですが、カンジダ菌は口の中にある常在菌で特に口内で悪い影響があるというような菌ではないとされています。

ただ、何らかの原因で唾液の分泌量が少なくなって、口の中の乾燥状態が続いた場合、カンジダ菌は増殖し、口の中の皮がむける原因の一つになってしまうことがあります。

症状がひどい場合は「口腔カンジダ症」といって、口の中にピリピリとした傷みを感じたり、口の内側の頬の部分や、舌に白くカビが生えたような状態になることもあります。素人判断は難しいですから、異常を感じたら歯科医院や口腔外科を受診したほうが良いでしょう。

まとめ

食品の種類によっては、食べ方に注意することで、口の中の皮がむけることは自分でもある程度防ぐことができます。
ポテトチップスやせんべいなどは無意識にたくさん食べていると、上顎にどんどん小さな傷が増えていって、薄皮がめくれてしまいます。特に硬い部分がある食べ物には要注意ですね。口内炎で口の中の皮がむけてなかなか治らない場合は、素人判断せずに医師の診断を受けましょう。

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