大阪で病気平癒祈願で有名な神社と言えば、忘れてはならないのは、薬の神様・薬祖神として有名な少彦名神社です。ほかにも健康祈願に訪れる人が絶えない、病気平癒のご利益がある神社お寺があります。

一般的な無病息災を願う神社から、特定の疾病にご利益がある神社まで様々です。健康祈願・病気平癒祈願の代表的な大阪の神社お寺を、お守りやご利益とともに詳しく紹介します。

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少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)

大阪のビジネス街のど真中に鎮座しているといってもいい神社です。証券取引所や商社、有名企業のビルが立ち並ぶ中にあり、神社境内の一部は、ビルの1階部分を利用しています。

入口付近は、霊験あらたかなイメージとはちょっと違っていて、ちょっと都会的でもあります。気を付けていないと見逃してしまうほど、ビル街に溶け込んでいます。

主祭神は少彦名命と神農氏

少彦名神社は、製薬会社が多く集まる道修町(どしょうまち)にあり、主祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)と神農氏(しんのうし)。医薬や病気平癒、健康成就に大いなるご利益を授けていただけます。

少彦名命は日本の薬祖神で、大国主命とともに国を治め病気の治癒に貢献し、神農氏は中国の伝説上の神様・神農炎帝(しんのうえんてい)で、医薬とともに農耕を人々に教えたとされます。

少彦名神社のお守りとご利益

神社には、少彦名命と神農氏が協力し合って薬を作っているような「絵馬」が飾られていますが、この両祭神の力が合わさった、病気平癒、無病息災のご利益は非常に大きいとされています。

縁起物として「張子の虎」があります。これは無病息災・病気平癒のお守りでもありますが、文政五年(1882年)に、大阪で病が流行った時に、厄除け・病気除けとして授与されたことが始まりになっています。

神社入り口に向かって左にある大きな「虎」の狛犬?狛虎?があるのも、無病息災・病気平癒の意味があるのでしょう。根付けの小さな虎、桐箱入りのお守り、翡翠や虎目石のお守りなど多数用意されています。

少彦名神社では、毎年11月22日・23日に「神農祭(例大祭)」が行われ、多くの参拝者が訪れ非常に賑やかな雰囲気に包まれます。毎月23日は、献湯祭 (湯神楽奉納式) も行われています。他にも法要が行われる日はたくさんありますので、祭事のある日に参拝に訪れてみることをおすすめします。

住吉大社

大阪のパワースポットで、全国に二千社以上もある住吉神社の総本山で、絶大な信仰を集めています。初詣には毎年200万人以上の参拝者が訪れる人気の神社です。

第一本宮から第四本宮を中心として、広い境内の中に、種貸社、楠珺社、浅沢社、大歳社が配置されています。

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五大力さんのご利益

健康祈願、病気平癒、商売繁盛や縁結び、学力向上など、どんなお願いにもご利益を授けていただけるのが住吉大社です。

境内、第一本宮の南側に「五所御前」(ごしょごぜん)というところがあります。たくさんの小石で囲まれた玉垣内に杉の木が立っています。

ここに敷き詰められた小石の中に「五」「大」「力」と筆で書かれた小石が混ざっています。一つの石に一つの文字が書かれているのですが、三つとも集めることが出来れば、五つの力・ご利益が授かるとされています。
その五つとは、「体力(健康)」「知力(知能)」「財力」「福力(人徳)」「寿力(生命力)」です。これらの「石」はきっとご縁のあるところに行くようになってるのかもしれません。

おもかる石

住吉大社の末社「大歳社」に三つの石が台座にならんだ「おもかる石」というものがあります。

まず、直感でいいと思うのですが、どれか一つの石を選んで持ち上げ、そっと戻します。これ、結構な重さがあります。最初からスイっと持ちあがるような軽さではないんです。

戻したら、その石を触りながらご祈願したいことを一つ心の中で唱えます。
そしてもう一度、その石を持ち上げるのですが、このとき、最初に持ちあげた時よりも軽く感じられたら、その願いが叶うとされています。重く感じたら、努力が足りないそうです。

種貸社・楠珺社・浅沢社・大歳社のご利益

境内にある四つのお社には、それぞれのご利益があります。

  • 種貸社(たねかししゃ)
    資金調達や子宝、知恵のご利益があるとされています。御祈祷の際に授与される「お種銭」を商売の資本金に加えることで商売繁盛につながるということで、大阪商人には人気の神様です。
  • 楠珺社(なんくんしゃ)
    商売繁盛・家内安全のご利益。境内・楠珺社の近くにには樹齢千年以上といわれる楠の大樹があります。祈祷木に祈願する内容と名前を書いて奉納すると、ご祈祷を受けてから焼き納めていただけます。
  • 浅沢社(あさざわしゃ)
    芸能芸術の上達のご利益がありますが、女性の守護神である弁天様が祀られています。
  • 大歳社(おおとししゃ)
    もれなく確実に集金ができるということと、心願成就のご利益があります。

住吉大社はいつ行っても混雑していますし、初詣の時はもうもみくちゃで、落ちついてお参りしている雰囲気はありません。あとからあとから人が来ます。ゆっくりとご祈願されたい方は、平日の午前中などがいいのでないかと思います。

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廣田神社

「痔」や「難病平癒」のご利益

「廣田神社」という名前の神社は関西にもたくさんありますが、ご紹介するのは、南海高野線「今宮戎駅」下車、徒歩5分ほどのところにある今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)のすぐ北側にある「廣田神社」です。住所は大阪府大阪市浪速区日本橋西2丁目4番14号

赤エイ(アカエとも言います)が神様の使いになっています。とても珍しいですね。赤エイは昔から「痔」や難病の守り神で、痔治療のご利益は絶大で多くの参拝者があります。神社で授与される「アカエの絵馬」は「痔」だけでなく、病気平癒・難病平癒にご利益がありますので、祈願したいことを書いて奉納します。土鈴(どれい)のお守りもあります。

「痔」のご利益の由来

昔、この辺りは漁師町で、漁師には船底の冷えなどが原因で「痔」が多かったようです。よく捕れる赤エイを釣り上げると、漁師は尻尾にある毒針を尻尾の根元から切り取っていました。

赤エイが痔や難病の守り神として信仰されてきたのは、エイの「激痛を与える尻尾(激痛の原因)」を「断つ」ことで「痔」に効くという連想ができて、廣田神社のご利益として伝えられているようです。

服部天神宮(はっとりてんじんぐう)

足の神様のご利益

大阪府豊中市にある、阪急電車「服部天神駅」からすぐの神社で「足の神様」として有名です。

少彦名命と菅原道真を主祭神として祀り、菅原道真がお参りをしたときに、持病の脚気(かっけ)が治癒したことで「足の神様」として信仰を集めています。足を使うスポーツ、サッカーやスケート、陸上競技の選手たちも多く参拝に訪れます。

足の守護祈願大祭

毎年8月24日、25日の「夏天神祭」のうち25日の本祭・足の守護祈願大祭では、参列した参拝者全員に「特別わらじお守り」が無料で授与されています。

歯神社(はじんじゃ)

歯痛止めのご利益

大阪梅田、大阪駅からもよく見える、ビルの中から突出した大観覧車があります。この大観覧車の東側に、小さな歯神社が鎮座しています。エストというファッションビルを、新御堂筋側に突き抜けたところにあります。

正式な名称は「綱敷天神社 末社 歯神社(つなしきてんじんしゃ まっしゃ はじんじゃ)」です。住所は大阪市北区角田町二番八号。とても小さな無人のお社です。

その昔、梅田一帯が洪水になった時、当時この神社の御神体であった巨石が洪水の歯止めになったと言います。その歯止めが転じて歯痛止めのご利益になったとされています。

お札やお守りもあるのですが、それは綱敷天神社御旅社(大阪市北区茶屋町十二番五号)で授与していただけます。

歯の神様だけあって、6月4日の虫歯の日の午前中には例祭(歯ブラシ感謝祭)が行われます。古い歯ブラシを納めて、新しい歯ブラシを授与していただけます。その日に参拝されると面白いかもしれません。歯神社は通常は無人ですが、歯ブラシ感謝祭だけは「歯神社」で行われます。

まとめ

◆病気平癒ご利益総合情報ページ

大阪には、まだまだ紹介しきれない病気平癒のご利益がある神社やお寺がありますが、最も信仰が多いのは少彦名神社です。体の症状や部位によってそのご利益がいただける神社も多くあります。どの神社が絶対に「良い」ということはないはずです。「気」になる神社お寺を訪れてみて下さいね。

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