角孫(かくそん)というツボを知っていますか?髪の成長や、抜け毛予防、育毛にとても効果のある「髪」の特効ツボです。

「頭」には体の不調を整えるたくさんのツボがあります。特に有名なのは頭のてっぺんにある「百会(ひゃくえ)」というツボで、この「百会」は全身の経絡が集まる場所ですから「髪」だけではなく、全身の不調を整える効果があるとされています。ここでは、特に髪・抜け毛・薄毛・育毛にとても効果がある「角孫」のツボについて詳しくお伝えします。

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角孫(かくそん)ツボを押す効果効能は?

角孫は、頭皮への血流を良くするツボですから、ここを適度に刺激することで頭皮の血行を良くする効果があります。頭皮が凝っていたりこわばっていると、血流不足から頭皮に十分な血液や栄養が届きにくくなります。角孫を刺激することで、頭皮のみならず頭部から首筋にかけてのこわばりも軽減してくれます。
血流が良くなることで頭皮に栄養が送られますので、抜け毛予防や育毛にバツグンの効果があるとされているツボです。

角孫は頭皮の血流をよくするだけでなく、目の疲れをとったり、耳鳴り、虫歯などの歯の痛みを軽減するツボでもあります。頭痛にも効果があるとされていますが、この部分を押すと、頭痛でない状態でも痛みを感じる部分でもありますから、頭痛のときには優しく押すようにしてみて下さい。

角孫の正確な位置は?

「角孫」の場所はこめかみから、やや斜め後ろ上の位置、耳の頂点よりやや上かつやや前方にあります。指を当てるとやや凹みのある部分です。
耳の頂点に、頭に垂直になるように人差し指をあててみて下さい。人差し指の先端があたっている少し上、少し前方で、髪の生え際のあたりの位置が角孫のツボの位置です。
耳の頂点と言っても、ここかな?と迷う場合、耳を後ろから前方向に二つ折りにした時の頂点になる部分といえばわかりやすいと思います。
軽く指で押してみて、やや傷みを感じる部分が角孫のツボです。
またその部分に指をあてて口を大きくパクパクすると、筋肉の動きを感じる部分です。図を参考にしてみてくださいね。

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角孫ツボの押し方

両手の親指が「角孫」にあたるように指を置き、他の4本の指はおでこに当たるようにして、親指で角孫を押します。
角孫を押すと、頭皮が凝っているほど圧痛を感じるようです。このツボが髪によく効くからといってあまり強く押さないようにします。
最初は、力を加減しながら、痛気持ちいい程度に、親指で頭の中心に向かってグ~っと押し込むように、約5秒ほど押します。その後は5秒かけてゆっくりと指を離します。

これを5~10回ほど繰り返します。何回押さなければならないということはありませんが、朝昼晩2回位から始めてみて下さい。
押しすぎると、ちょっと痛みが残ってしまいますから注意してくださいね。

グ~っと押し込む方法以外にも、親指で角孫の辺りを、力加減を調整しながらグリグリするという方法も有効です。

効果があるからといって押しすぎないこと

私も抜け毛予防のために、角孫ツボをおしたり、手のひらを両耳の上にあててぐ~っと頭皮を上に押し上げたりしてマッサージしています。ただ、角孫はツボに指がハマった状態でグイグイ押しすぎると本当に側頭部にしばらく痛みが残りますから、はじめて押すときはやや緩めに押してみてくださいね。

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