仕事中、特に午後2時から3時頃は最も眠いと感じる時間帯ではないでしょうか?昼食後、落ち着いて午後の仕事に取り掛かったときに、ちょうど胃の中で消化が始まる時間なのです。体は神経を胃に集中して消化活動を行うため、消化に直接関係のない神経を休憩させるシステムになっているのです。

ですから、ある程度の眠気は仕方がないのですが、頑張って目を開けていても、眠気覚ましのガムを噛んでも、どうしても眠くて眠くてしょうがないときがありますよね。そんな仕事中の眠気覚ましに試してほしいのが、眠気覚ましのツボで即効対策!眠気覚ましグッズもいくつか紹介しますので参考にしてみてください。

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眠気覚ましの即効ツボは?

眠いときは、血のめぐりが悪くなっています。特に昼食後なんて、血液が胃の周りに集中していますから、どうしても眠くなるのです。
手や首、顔にも眠気覚ましのツボがありますので、適度な強さで押してみてください。痛気もちい感じで押すといいです。

手のツボを押す

手のツボは仕事中、特に会議中眠くなったとき、ツボ押しをしていてもわかりにくいです。

  • 中衝(ちゅうしょう):手の甲側。中指の爪の付け根のツボなのですが、爪の付け根で、さらに親指側に3ミリほど横にずれた部分にあります。体をリラックスさせて、ここをもう一方の手の爪で、ちょっと痛いと思うくらいに約1分ほど押します。すんごく眠いとき、是非やってみてください。さんまの「ホンマでっかTV」でも紹介された、眠気覚ましの即効ツボです。
  • 合谷(ごうこく):ここも、手の甲側にあります。人差し指の付け根と、親指の付け根の骨が分岐している部分です。このツボを片方の親指と人差し指(もしくは中指)で挟むように力を入れて、グッと押します。ボールペンの頭の方で、ちょっと痛いくらいにぐぐ~っと押してもいいです。

顔にあるツボ

  • 晴明(せいめい):目が疲れたとき、人差し指と親指で、目頭の辺りをぐ~っと抑えますよね。そこが晴明のツボです。目頭と鼻の上部の付け根の間にあります。目の疲れにも効くのですが、眠気を覚ますツボでもあるのです。指の腹で、ぐ~っと押すように刺激します。
  • 翳風(えいふう):耳たぶのすぐ裏の、ちょっとくぼんでいる部分です。血行を良くして顔のむくみを改善するツボとしても知られています。痛気もちいくらいの強さでゆっくり押し込みます。左右5回ほど繰り返します。
  • 百会(ひゃくえ):顔というより、頭のてっぺんにあるツボです。左右の耳の頂点を結んだ位置で、顔の中心線と交わる位置です。頭のど真ん中ですね。左右の手の中指と人差し指(4本の指)でまっすぐ下方向(体を起こした状態で下方向)に押します。

首のうしろのツボ

風池(ふうち):後頭部の髪の生え際にあります。その中央部分から指2~3本くらい左右にずらした位置にあります。耳たぶの下の位置と同じくらいの高さで、髪の生え際の少しくぼんだ部分にあります。人差し指か親指で、上方向にゆっくり押し込みます。(上図参考)

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仕事中眠いときの「ツボ押し」以外の対策

ツボ押し以外にも、眠気が覚める方法があります。試してみてください。

眠気覚ましの飲み物を飲む

レッドブルやエナジードリンクは、一時的に結構スッキリしますが、胃に食べ物(飲み物)が入ることでまた、胃への血液集中が起こり眠気につながらないとも限りません。
ハウス食品の「メガシャキ」は、眠気に効きそうですが、私の場合はそうでもなかった印象です。どちらかというとエネルギー補給としての位置づけが強いような気がしましたね。

たった5分の階段のぼりで眠気覚まし

これ、効きます。5分だけ、「今階段を昇っている」ことをしっかり意識しながらゆっくりと階段を昇ります。昇りだけで5分です。

5分だけ眠る

どうしても、ど~しても眠いときは、「寝る」のです。社内の空き部屋や、トイレの個室、どこでもいいので、5分だけ椅子に座ったまま寝ます。ほんの一瞬、コックリと頭が垂れる状態になっただけでOKです。かなりスッキリしますよ。
ブラックブラックガムなどもいいのですが、ほんの一瞬眠ることができた方がガッツリ目が覚めますよ!

眠気覚ましグッズ・食べ物

  • フリスク:おなじみのミントタブレットです。かなりリフレッシュするはず。ちょっとコンビニにフリスクを買いに行く行為それだけで眠気が覚めるかもしれませんが。
  • 冷却シート:冷えピタや熱さまシートという名の冷却シートです。おでこや首筋に貼ることで、ひんやり感が眠気を覚ましてくれます。仕事中に「冷却シート」を貼っていても、ごちゃごちゃ言われない会社なら使えると思います。
  • ノーズミント:鼻に軽くシュシュっと吹き付ける強力ミントの香りが、眠気をスッキリさせてくれます。6~7センチほどの高さの噴霧ボトルに入っていて持ち歩きにはとても便利。かったるい会議前にはいいですよ。

まとめ

仕事中に眠気が襲ってきたときの対策はいろいろあるのですが、私は「5分寝る」を選びます。ツボ押しもいいのですが、ちょっと時間を見つけてささっと寝ます。すぐ寝ることができない人はやはり爪のツボ押しがいいのではないかと思います。とはいうものの、人それぞれですから、上記を参考に、強烈な睡魔に対抗できそうなことはいろいろ試してみてくださいね。

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