タイガーナッツの高い栄養価とダイエット効果で、興味を持っている方も多いと思います。タイガーナッツという名前ではありますが、「ナッツ」の種類ではないって知っていましたか?見た目は豆やナッツ類に見えるのですが「タイガーナッツは野菜」なのです。
その野菜というのはカヤツリグサ。タイガーナッツはカヤツリグサの地中の茎に出来るのです。栄養価の高さだけではなく、アンチエイジング効果も充分に期待できるので女性には大人気の食べ物なのです。
しかしタイガーナッツには副作用があると言われています。この副作用とはいったいどんなものか、またタイガーナッツを美容や健康に効果的に食べるにはどうすればいいのか、詳しく紹介しますのでぜひ参考にしてください。
目次
タイガーナッツの副作用
タイガーナッツの栄養価について
食物繊維が非常に豊富で、ごぼうに比べると約14倍もあるのです。タイガーナッツ20粒ほどでごぼう一本分の食物繊維に相当します。
ビタミンEが豊富なため、非常に強い抗酸化作用で活性酸素の発生を抑え、美肌を作ってくれます。抗酸化作用は体の細胞がさびつくことを防止し、肌をみずみずしく保ち、シワやシミも防いでくれる働きがります。またビタミンEには、バストアップ効果や更年期障害を軽減する効果もあるとされています。
副作用について
タイガーナッツは食品ですから、副作用というようなものは基本的には無いのですが、まずは高カロリーなため食べ過ぎには注意することです。
また、「ナッツ類」の場合はナッツに含まれる「グリー」という成分が、ナッツアレルギーの元になっていますが、タイガーナッツは「ナッツ類」ではありませんから、ナッツ類にアレルギーがある方も安心して食べることが出来るのは嬉しいことではないでしょうか。
高カロリー
副作用ではありませんが、タイガーナッツは高カロリーです。ナッツ類は全般に、見た目以上に、意外と高カロリーなのです。
タイガーナッツ100gあたり約500kcalもあります。
1粒あたりでは、粒の大きさにも因るのですが約3~5kcalです。1粒ではカロリーも低く感じますが、気を付けないとポリポリとかなりたくさん食べてしまいます。ダイエット効果を期待しても、食べ過ぎは逆効果です。最適な食べ方については、下記で紹介しますね。
食物繊維の摂り過ぎによる下痢に注意
タイガーナッツに豊富に含まれる食物繊維は、腸内環境を整える上でも大切な働きをしてくれます。ついつい食べてしまうとあっという間にカロリーもオーバーし、食物繊維も摂り過ぎることになります。お腹が緩くなって、下痢や下痢に近い症状が出ることがありますので食べ過ぎには注意して下さい。
タイガーナッツの美容に効果的な食べ方
最適な摂取量は?いくつくらい食べてもいいの?
タイガーナッツを食べる時、ダイエットに効果的に摂りたいなら、食前が最適です。量的には10粒ほどを、時間をかけて唾液と混ぜ合わせるようによく噛んでゆっくり食べます。
タイガーナッツはけっこう硬いのでよく噛まないと飲み込みにくいということもありますが、よく噛むことで、たった10粒ほどでも多少の満腹感が生まれますしビタミンの吸収もよくなります。ですから、タイガーナッツを食べた後の昼食や夕食の食事量も無理なく抑えられますよ。
血糖値の上昇を抑えるために
タイガーナッツに豊富に含まれる食物繊維は、食事の際、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる働きがあります。ですから、少量でも食事前に食べておくと効果的です。
脂質の吸収を抑えるために
タイガーナッツには炭水化物が多く含まれているのですが、その一種である「難消化性でんぷん」が脂質や糖質の吸収を抑えてくれます。「難消化性でんぷん」は胃で消化されず、さらに腸でも吸収されることがなく大腸まで運ばれていきます。
血糖値の急上昇を防ぐ働きもありますから、食前の少量摂取はダイエットにも健康維持にもとても効果的なのです。
まとめ
ダイエットや美容健康にとても優れた効果を持つタイガーナッツには、心配されている「副作用」や危険性はないのです。だからと言って食べ過ぎは効果が無いどころか、健康を害してしまいます。食べすぎず適量が原則です。
おやつのように食べられて、ダイエットや美容効果があるのですから、タイガーナッツは今後ますます注目される食べ物になりますね。