豆腐は世界にも通用する、日本を代表するような健康食品です。カロリーも低く、良質なたんぱく質が含まれていて栄養価はバツグンです。しかし、健康に良い食品にもかかわらず豆腐の食べ過ぎは太ると言われています。

だいたい、豆腐を食べ過ぎる人がいるのか!?という疑問はおいといて・・・。
いやいや、いるんですよ。健康のため、女性ホルモン増加のため、栄養バランスのため・・などなど様々な理由で豆腐をメインの食材にしているんですね。でも豆腐の食べ過ぎはちょっと注意が必要なんです。豆腐の食べ過ぎがなぜ太るのか、どのような豆腐の食べ方をすれば良いのか、詳しく紹介します。

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豆腐の食べ過ぎがなぜ太るのか

豆腐のカロリーは低くない!

豆腐の栄養価が高いことはよく知られていますね。カロリーだってそんなに高くないし、太りそうなイメージはほとんどないと思います。

豆腐のカロリーは、絹ごし豆腐100gあたり56kcalです。少ないですよね。最近では小さい豆腐が3個セットで売られていて、その1つ分は120g前後で、カロリーも67cal程ですから気にするほどのことはない数値です。

ご飯と比較してみると、小さいお茶碗一杯分約150gのご飯のカロリーは218kcalあります。普通のお茶碗一杯分なら200gで294kcalもあります。

そして豆腐ですが、絹ごし豆腐一丁なら約300g。カロリーは168kcalです。ご飯一杯と豆腐一丁だけで362kcal。更に何らかのおかずを加えると、そこそこのカロリーになります。

豆腐に含まれる脂質の量は意外に多い!

豆腐に含まれる脂質の量を知っていましたか?豆腐は、大豆イソフラボンや良質な植物性たんぱく質が豊富で、さらにビタミン・ミネラルも豊富で健康に良いイメージばかり強いのですが、実は脂質がたっぷり含まれています。
豆腐ダイエットなどで、毎食ご飯の代わりに豆腐を食べている場合、明らかに脂質とたんぱく質の摂りすぎになります。

豆腐の過剰摂取で起こる弊害

豆腐の過剰摂取で、大豆イソフラボンが女性ホルモンに影響を与え、ホルモンバランスを崩す原因にもなります。また大豆製品にはプリン体も多いため尿酸値が上がる可能性もあります。
豆腐のにがり(酸化マグネシウム)が体に合わないと、豆腐の食べ過ぎで下痢になる場合もあります。

まとめ

豆腐に限らず、健康にいいからといって単品の食材を多量に食べることはよくありません。栄養バランスが大切なんです。いつもの食事に豆腐を加えることはもちろん大切ですが、1日の豆腐の摂取量は100g~150gが最適です。健康に良いものでも、やはり、「すぎたるは及ばざるが如し」というように適量を知っておくことが大切ですね。

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