玄関の鍵の閉め忘れ・・・なら、鍵を閉めるのを忘れているとはっきりわかっているから特に問題はないのです。しかし、鍵をかけたと思うけどもう一度確認したいと不安になることはないでしょうか?玄関ドアの鍵だけでなく、窓の鍵、ガスの元栓、電気の消し忘れ、ファンヒーターのスイッチ・・・などなど、多くのことを何度もチェックせずにはいられないことがありませんか?

外出の時は、本当に大変です。コンセントを抜いたかどうかのチェックに始まり、窓の鍵のチェック、冷蔵庫のドアの閉め忘れ、エアコンのスイッチ、トイレの水は止まっているか・・・など、本当は一回確認すればOKなのです。しかし何度も何度も同じところを確認せずにはいられないのは、もしかしたら「強迫性障害」の可能性があるかもしれません。

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何度も同じ確認することをやめたい!

何度も同じ箇所を確認することで、たしかに安心感は得られるのです。例えば外出前や就寝前にガスの元栓を閉めたかどうか、一度チェックして、「OK」と思っても、他の窓の鍵などのチェックをしていると、最後にまた、ガスの元栓のチェックをしてしまうという始末。何度も何度も確認するために、当然時間がかかるわけです。

人との待ち合わせの場合でも、家から30分で行けるところにもかかわらず、外出前には家中の諸々のチェックに数十分もかかってしまうため、外出時間の何十分もまえから準備をしなければならないのです。
外出前だけでなく就寝前も同じことが起こります。

このような状態がある場合、「強迫性障害」の一つの症状であるかもしれません。ちなみに強迫性障害の一つに「潔癖症」がありますが、傾向はやはり似ているところがあるように思います。
このような性質のある方なら、一度だけ、鍵やガスなどを軽くチェックするだけで「平気」な感覚になりたのではないでしょうか?

確認せずにはいられない「強迫性障害」を克服・治す方法はあるのか?

絶対に改善するとは限りませんが、方法はあります。
例えば就寝前の玄関の「鍵」気になりますよね。いつもならまず目視で鍵がかかっていることを確認したり、鍵がかかっている部分を触って確認したりすると思います。多くの人は目で見ただけで鍵がかかっているので安心しますが、ちょっとした「強迫性障害」があると鍵の部分を触って確認し、さらに、目視や指さしで何度も確認します。

何度も確認するのが困るのですよね。すっとベッドに入りたいのに、何度も何度も確認せずにはいられないのです。本人は「確認せずにはいられない強迫性障害」を治したい、改善したい克服したいと思っているはずなのです。いきなり、今日から改善できるものではないと思いますが、強い意志を持って改善に近づけてみましょう。

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確認は一度だけ!と強く決めておく

鍵や電気のスイッチなど、一度だけ確認すればいいことなのですが、何度も確認したり、鍵がかかっている部分をずっと見つめていたりしていませんか?
これって、きりが無いのです。いつまでも確認しているのです・・・。やめたいのにやめられない・・・

まずは、自分が一日家に居るとき、「鍵やスイッチのチェックは一度だけ」と強く決めてみることから始めます。自分が家に居る時なら、鍵やスイッチ、ガスの元栓などのチェックが漏れていても、何かが起こった時、すぐに対応できますね。

鍵がかかっているか一回だけ目視だけでチェックします。ずっと鍵の部分を見つめていたくなりますが、鍵を見て目視と指さしで自分に「OK」を出します。声を出してもいいです。
絶対に2度以上のチェックをしないようにします。・・・とは言っても最初からは難しいかもしれません。しかし、鍵などをチェックするとき、いつも「チェックは一度で大丈夫!絶対大丈夫!心配事は起こらない!」と強く自分に言い聞かせることが大事です。

自分に言い聞かせていくことはとても大切で、徐々にではありますが、改善していきますよ。やってみてくださいね。

鍵のかけ忘れ防止アイテムを使ってみる

玄関の鍵に限ってのことですが、美和ロックで販売されている「ChecKEY(チェッキー)」という鍵が便利かもしれません。
玄関の鍵穴に鍵を差し込んでくるっと回すと鍵がかかりますね。この「ChecKEY(チェッキー)」を使えば、鍵をくるっとまわして掛けた時点で、チェッキーの小さな表示窓の色が白からオレンジ色になります。つまり鍵が掛けられた状態なら「オレンジ色」が表示されていることになります。

これなら、鍵をかけた時点でチェッキーの色はオレンジ色に変わっているわけですから、外出時に気になったとしても「オレンジ色」を見ることで、鍵がかかっているんだと安心できますね。玄関ドアに鍵をかけた時点で、何度も何度もドアの取っ手を持ってガチャガチャしなくて済むかもしれません。これだけでも無駄な時間の節約になると思います。

チェッキーは、鍵の頭の部分に簡単に取り付けることが出来ます。ただ、使っている鍵が美和製の鍵でなければならないのです。「MIWA」と刻印されている鍵ですね。
美和ロックのHPでも確認できます。

鍵のかけ忘れ防止や、鍵をかけたかどうかを確認できるのはAndroidスマホのアプリにもあります。GooglePlayでさがすと「鍵閉めログ」や「鍵日時メモ」のようなアプリも役立つかもしれません。
チェッキーと似たような機能がある「メモリアイズ」というものもありますので参考にしてみてください。

まとめ

鍵やスイッチ、ガスの元栓などの「確認作業」が無ければどんなに楽かわかりません。時間をとられ過ぎるからですね。ただ、少しづつでも、自分に「チェックは一度でOK!大丈夫」といって、「大丈夫」であることを自分にわからせていく作業は役に立つのではないかと思います。玄関の鍵だけなら「チェッキー」などを使ってみるのもアリですが、すこしづつでも基本的に自分の「質」を改善していきたいものです。

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