唇の皮が、ちょっと剥けている状態ってありますよね。特に、唇が乾燥してカサカサになっているわけではないのに、ちょっとだけ唇の皮がむけている状態です。
そうでなくても、ちょっと歯で軽く下唇を噛むと、そのままピーッと引っ張って、唇の薄皮をむいてしまって、ひどいときには血が出てしまうことありませんか?私はあるのです。多分クセになっているのでしょうけど、やめた方がよいようですね。
唇の皮がむけてしまう原因と対策や、唇を噛んで血が出るまで唇の薄皮をむいてしまうのは何故なのか・・・についても説明させていただきます。

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唇の皮がむける原因と対策

くちびるの皮がむける原因とは?

最も考えられる原因は唇の乾燥です。唇には皮脂腺がありませんので、体の中でも乾燥しやすい部分なのです。唇が乾燥しやすい場合は、リップクリームではなくワセリンを塗るとよいとされています。
くちびるの皮がむける原因にはほかにもストレスがたまっていたり、食生活の乱れも影響していることがあります。ストレスについては後で説明しますが、ストレスは唇の皮を歯で噛んで剥いてしまうという自傷行為の原因にもなります。

唇の皮がむけないように、どう対策するか?

唇が乾燥して皮がむけてくると、ついつい自分でなめてしまうことがあると思います。しかし皮脂腺のない唇をなめると、さらに唇が乾燥してきますから、意識的に唇をなめることはやめるようにしましょう。

食生活の面で大切なことは、ビタミンB2が不足しないようにすることです。ビタミンB2不足になると唇は乾燥しやすくなるのです。ビタミンB2は卵やブロッコリー、ウナギやレバーなどに多く含まれていますので、意識して摂るようにしましょう。

これまで説明したのは、何らかの体の状態が原因で、唇の皮がむけてしまうということです。しかし、一見同じように見える、「唇の皮を無理やり剥いてしまう」行為とは原因や対策が違ってきます。

血が出るまで唇の皮を噛んで剥いてしまうのはなぜか?

唇を噛んで皮をむいてしまうのは自傷行為?

これは軽い自傷行為と言えるかもしれません。無意識に、自分の体を傷つけてしまう行為で、知らず知らずのうちにやってしまっていることがほとんどです。軽く、手や手首を噛んだり、肌をかきむしったりする行為もそうですね。

なぜこのような行為をしてしまうのか?

その理由のほとんどはストレスにあるとされています。強烈なストレスではなくても、何か心配事や仕事上のトラブルが続いたりしていると、ついつい自傷とは気づかずに自分の体を傷つけることがあるのです。

自分の体を、肉体的に傷つけることで、精神的なストレスが軽減されるということはわかっているのです。体を傷つけることで脳内物質が何らかの作用をして、精神的なストレスが緩和されるのです。

ですから、このことを知識として知らなくても、本能的に体を傷つけてしまっているのです。
唇をを軽く噛むことでさえ、些細なストレスの解消になっていると考えられるのです。

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血が出るまで唇の皮をむく行為をやめるためには?

唇をツルツルに保てばいいのか?

全く唇の皮がむける様子がなければ、このような行為はなくなるでしょうか?
そうとは言えないかもしれません。唇がツルツルできれいな状態であっても、ついつい、噛みクセで、薄皮を剥いでしまっていることが多いはずです。

やはり、自分では意識していない些細なストレスが重なっていることが多いはずです。自室にとじこもりっきりであったり、会社が終わったら自宅に直行したり、運動もほとんどしないことも原因になります。

ストレス緩和のために有効なことは?

一日にたった30秒間の深呼吸をするだけでも、体の状態は良い方向に変化してきます。ストレスがある状態では交感神経が優位になっていますから、深呼吸をすることで体を副交感神経が優位な状態に持っていくことができるのです。
副交感神経が優位であるというのは、体がリラックスしている状態ですから、自然と、唇をかむという行為も減ってくると考えられます。いつでもどこでも深呼吸できますから、一息ついたときは、ぜひ深呼吸を取り入れてみてください。

まとめ

栄養不足や乾燥肌など肉体の状態による「唇がむける」ことは、比較的簡単に対策をすることができます。しかし自分の体を無意識に傷つけている場合の「唇を噛んで皮をむく」行為については対策が違ってきます。ちょっと唇をかむ癖があるくらいなら、気にしすぎかもしれませんが、血が出るまで何度も何度も噛んでしまうようなときは、医師の診断を受けることも考えてみましょう。

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