世界一甘い果物は、何種類かあって、主にガーナに自生する植物の実が多いのです。でもあまりにも甘すぎて、美味しくないそうです。でしょうね。

日本の和菓子だって相当甘いけど、あまりにも砂糖を使いすぎていたり、安物の砂糖をたっぷり使っていると、気持ちの悪い甘さになりますから、いくつも食べようという気にはなりませんね。

それと同じで、現地でもこの「世界一甘い果物」は食べても美味しいとは感じないばかりか、ほとんど食べることがないものもあるようです。

ではその「世界一甘い果物」とはなんなのか?

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世界一甘い果物ベスト?ワースト?

3位:アンガの実

これもガーナに自生する「アンガの実」。砂糖の2,000倍の甘さとのこと。まぁ、砂糖の10倍の甘さでさえ想像できませんが・・・。

真っ赤な実で、外見は中身の詰まった「ほおずき」のような形です。大きさも「ほおずき」ほどです。実の中には大きな黒い種があって、黒い種の周りに半透明のゼリー状のものがついているのですが、コレこそが砂糖の2,000倍の甘さがあるようです。

実際に食べた人の話では、確かにすごく甘いんだけれど、2000倍かどうかは何とも言えないらしいです。しかし、このゼリー状の部分を食べてから水を飲むと・・・超強烈な甘さを感じてしまうようです。機会があったら、実験的に、ちょっと舐めてみたいですね。

2位:ジオスコレオフィルム・クミンシー

世界中で最も甘いと言われている果物の一つ、「ジオスコレオフィルム・クミンシー」で、別名「アカミチェ」。西アフリカ・ガーナに存在するツヅラフジ科のつる植物です。

砂糖の甘さを「100」とすると、この果物の甘さは「300,000」という数値になります。つまり砂糖の3,000倍の甘さなのです。と言っても、全く想像できない甘さですね。多分ペロッとなめただけでめちゃ気持悪くなるでしょう。

糖度計で甘みは計れるかもしれませんが、人間の舌では「甘い」とは感じないかもしれませんね。

1位:ソーマトコッカス・ダニエリ

ガーナやコートジボワールなどの西アフリカに熱帯雨林で育つ植物で、その甘さは砂糖の3,000~8,000倍もあります。激甘というか、甘みがわからないのではないかとも思いますが、現地では甘味料として市販されているようです。
この植物の果実部分に含まれるタンパク質の一種である「ソーマチン」という物質がキョーレツに甘いということです。

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日本の甘い果物は?

高知の四万十甘栗(しまんとあまぐり)

高知市で生産されている栗で、その糖度は20度以上あります。糖度と言ってもピンと来ないかもしれませんね。糖度は主に果物の甘みを計るための指標です。

ただ、糖度が高ければ高いほど甘いというわけではないようで、レモンの糖度はイチゴとほぼ同じで約10です。しかし、レモンは糖度も高いけれども酸味が非常に強いために甘みより酸味を強く感じるようです。

参考までに、甘い果物のの代表であるメロンは糖度13~18、桃は12~15、マスカットは10~20ほどです。これを参考にすれば、この四万十甘栗がどれだけ甘いかわかると思います。

大阪・岸和田の「桃」

大阪・岸和田の農家さんが作った桃が、桃の中では世界一であるということで、ギネスに登録されています。上にも書きましたが、ふつうの桃の糖度は12~15くらい。

岸和田の「マルヤファーム」さんが育てた桃は「まさひめ」と言いますが、その糖度は22.2度です。どんだけ甘いねん!これはぜひ食べてみたいですね。

この桃の収穫時期は7月下旬ですが、ネットでの予約もできるようです。気になる方は予約してみてはどうですか?
「岸和田市包近(かねちか)桃出荷組合の選果場」まで問合せしてみてください。

アテモヤ

オーストラリア原産の果物で、日本では主に沖縄で生産されていて、見た目はちょっとドリアンに似ています。糖度は25度でとても甘い果物。

食べる前に冷やしておくとアイスクリームのような感じになるため、森のアイスクリームとも呼ばれています。トロ~っと濃厚なクリーム状の舌触りが、カスタードにも似ているそうです。

まとめ

参考記事:世界一辛い食べ物ワースト8
ガーナの世界一甘い果物はなかなか食べる機会がありませんが、日本にある、栗、桃、アテモヤは是非食べてみたいですね。個人的には岸和田の「まさひめ」が気になります。ネット予約はあっという間に売り切れるそうですが、現地の農協では期間中、毎日、定数の販売はされているようです。近い方はぜひ!

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