痩せたいと思っている人って、みんな太らなうように気をつけて、食べ物や食べ方に気を使っていますよね。それでも、太らないまでも、なかなか痩せるまでには至らないのではないでしょうか。お菓子・スイーツなどのおやつを全く食べないように意識すればいいのですけど、それはなかなか厳しい条件です。そんなこと実行したら、やせなきゃという意識がちょっと薄れた時点で、リバウンドまっしぐらです。
すこしは間食も取らないと精神衛生上良くないと思いませんか?
太らない間食の仕方と太りにくい時間帯、コンビニスイーツやお菓子などのおやつの摂り方について紹介していきます。特にナッツ類は、栄養があるので間食としてもかなりおすすめです。
目次
太らない間食の仕方
運動時代謝量が大きい時間におやつ!
間食をすればその分太ります。あたりまえなんですけど、運動するなどして摂取したエネルギーを体の中でしっかり燃焼させないと、余分な脂肪としてどんどん体に溜まっていきます。
基礎代謝や運動時代謝がありますので、ある程度は自然に燃焼されるのですが、運動量・活動量が、摂取したエネルギーよりも少ないと脂肪として体に蓄積されてしまいます。
ちなみに、基礎代謝とは、何もせずただ横になっている状態での代謝量のことで、成人男性で約1500kcal、女性で1200kcalです。つまり、何もしないでもこれくらいのカロリーは消費されているということです。そして運動時・活動時にはそれに伴って代謝量が上がるのです。
もっとも活動量が大きい時間帯に間食!
一日の内で最も、体を動かしている、もしくは体を動かすわけではないけれど事務仕事やちょっとした家事であっても、体がしっかり目覚めていて体の機能が活発に働いている時間帯こそが「代謝量」の高い時間帯なのです。
代謝量の高い時間帯であれば、摂取したエネルギーを最も効率よく燃やしてくれるのです。
間食しても太らない・太りにくい時間帯は?
その時間帯とは?ズバリ午後3時から午後4時です!
午後3時はいわゆるおやつの時間ですよね。子供はもちろん、会社員でもちょっと一服タイムで、コーヒーやお茶と、ちょっとしたお菓子を食べることがあります。
太りにくい時間は午後3時と言われていることもありますが、テレビ番組で医師が「太りにくい時間は午後4時です」と言っていたこともあります。ですから当然個人差はありますので、午後3時から午後4時くらいの時間帯が、間食をしても太りにくい時間帯であると考えてよさそうです。
実際には、体が目覚めて最も活発に体の機能が働いている時間帯はだいたい午前10時から午後6時くらいまでですから、この時間帯であれば、太りにくいと言われています。
ただ、間食をするのは午前中というよりも、ほぼほぼ午後3時頃というのが一般的なため、この時間までに間食は済ませておくのがベストだということです。
では、午後3時から4時の時間帯がなぜ、太りにくい時間帯と言われているのでしょうか。
この時間帯は交感神経が優位な状態
「交感神経」と「副交感神経」という言葉を聞いたことがあると思います。
自律神経は交感神経と副交感神経という二つの神経の働きによって、人の健康状態を保っています。この2つの神経は全く正反対の働きをしています。
朝起きて人が活動している時間帯は「交感神経」が優位に働き、この時間帯には交感神経は体脂肪を燃やす働きもあるのです。
そして、夜の睡眠中には「副交感神経」が優位になり、体をリラックスさせ疲労を回復させてくれるのです。夕方くらいから、交感神経優位から副交感神経優位に移っていきます。そのため、昼間の時間帯に比べると夕方以降は、代謝も緩やかになるため、夜や寝る時間前に食べ物を摂ると太りやすくなると言われるのです。
ダイエット中の人は、できれば午後6時までに夕食を済ませて、それ以降は一切何も食べずに就寝することです。まぁ、それができれば理想ではありますけど、私個人的にはちょっとむつかしいですねぇ・・・^^;
どうしても食べたいお菓子や人気のコンビニスイーツなどを摂るなら、午後3時~4時くらいが最も脂肪になりにくい時間帯です。全く太らないというわけではありませんので、食べる量には注意した方がいいのは言うまでもありません。
間食はナッツ類や和菓子
好きなものを食べた方がいい
間食なんて、何を食べたっていいのです。せっかくの楽しみの「おやつ」なのですから、大人気のコンビニスイーツ、食べたってぜんぜんOKなんです。あまり我慢するのは、精神衛生上良くありません。食べたいものを食べた方がいいと思います。
洋菓子はカロリーには要注意
コンビニスイーツ、美味しいのですが、量は少ないのに結構カロリーが高いでよね。小さいものを一つくらいならいいのですが、脂肪分・クリーム・糖分もかなり多く使用されています。できるだけカロリーの低いものを選んだ方がいいのですが、たまにはカロリーなんか気にせずガッツリ食べたいときもあります。
いつもいつもカロリーが高いものを選んでいると、いくら代謝量が高まる時間帯だからと言っても、太るのは目に見えています。ある程度は意識して選んだ方がいいのです。
洋菓子の原材料は要チェック
カロリーが低いものを選ぶのも一つのポイントではあるのですが、洋菓子の原材料には「マーガリン」「バター」「ショートニング」と書かれていることがああです。食品として販売されているので、問題ないよう製造されてはいるはずです。しかし、これらの原材料の中には表記されていない「トランス脂肪酸」という油脂が含まれていることが多いのです。トランス脂肪酸は「食べるプラスチック」とも言われていてアメリカでは使用禁止になっているのですが、日本では規制されていないのです。
知らず知らずに、トランス脂肪酸を撮り続けると悪玉コレステロールが増加していくと言われています。
トランス脂肪酸については「トランス脂肪酸」の記事をぜひ参考にしていただければと思います。
間食にはできればナッツ類や和菓子
和菓子は、洋菓子に比べるとカロリーはかなり低いですし、体脂肪になりやすい「油脂」を使ったものが少ないのです。先日、某コンビニの「安納芋のようかん」が大人気で品切れ続出と、TVバラエティで言っていたので、さっそく買いに走ってしまいました^^;し、しかし、あまり美味しくありませんでした。まぁ、こんなこともあるので和菓子を食べてもいいかなという人は、洋菓子より和菓子をおやつにした方がいいかもしれません。
そしてナッツ類ですが、これはお勧めです。たくさん食べてしまったらカロリーオーバーですからNGですけど、一粒ずつ食べるとことで、「口」を動かすことが「食べた感覚」を持ってしまうので、そこそこの量で満足してしまいます。しかもナッツ類は、体に必要な脂肪酸や栄養素が多く含まれています。特にアーモンドには、美肌に欠かせないビタミンEや、便秘解消のためのマグネシウムが豊富に含まれていますので、ちょっとつまむにはとてもいいおやつなのです。
間食は心のリラックスタイムでもあるのです
太りたくないのは、ダイエット中の方だけではないですね。これもダメ、あれもダメとやっていると、結局いつか爆発してしまう可能性は大きいのではないかと思います。間食くらいは、大好きなものを午後3時ころまでに「ちょっとだけ」食べて、気分もリラックスさせてあげるのがいいのではないでしょうか?大好きなものだと、食べ過ぎになることが大いにあるのでそれだけは注意しておいた方がいいですね。