亜鉛は髪を作るためには必須の栄養素であることはよく知られていますね。亜鉛は食事からとることが理想ですが、亜鉛サプリでも私の場合は、髪を作って髪が早く伸びる効果・抜毛を減らす効果があったと実感しています。

ただ、亜鉛さえ摂っていればいいというものでもありませんが、亜鉛は、気を付けていても、様々な栄養素の中でも摂取量が少くなりがちな成分です。食事から摂る栄養成分はとても大切ですが、亜鉛をサプリメントで補うことも大切なことではないかと思っています。私の体験ですが、ぜひ参考にしていただければと思います。

スポンサーリンク

亜鉛で髪が速く伸びるのはなぜ?

髪の成長に欠かせない「亜鉛」の働きとは?

亜鉛は成長期にある子供には特に欠かすことのできない栄養素で、細胞分裂には必須の栄養素です。
そして髪の成長にも大きくかかわっています。髪は蛋白質が主原料となって生成されているのですが、亜鉛は髪に必要な栄養成分を合成するための重要な役割を持っています。亜鉛が不足するということは、髪が生成されにくく、その成長も遅くなるということなのです。

亜鉛サプリの効果

不足しがちな亜鉛はサプリメントで補うことを考えてもいいかもしれません。基本的には食事からの摂取が望ましいのですが、もともと日本人に不足しがちな栄養素とも言われていますから、亜鉛サプリを利用して、亜鉛不足を補うことは大切ではないでしょうか?

ただ、「亜鉛」単体のサプリでは、その吸収率が非常に少なくなる可能性があるため、後述しますが、多種類の栄養素・ビタミン・ミネラルと同時に摂取することが必要です。亜鉛サプリより亜鉛が多く含まれているマルチビタミンサプリがよいでしょうね。

私の「髪成長」の実体験

亜鉛サプリで髪が速く伸びる

亜鉛サプリを摂取することで髪が伸びるスピードが速くなったと実感しています。髪はこれまで、ほぼ2か月から2か月半に1回、髪をカットしています。自分の場合ですが、2か月から2か月半という期間でカットすることがちょうどいい感じだったのです。

2016年9月ころから亜鉛サプリを摂取し始めたのですが、最近では髪をカットする(もちろん美容室です)サイクルがどんどん短くなっています。今現在1か月半に1回のペースで髪をカットしています。

1か月半で、今まで2か月間で伸びる長さにまで達するのです。私はいつも髪を短くカットしていますし、ヘアスタイルもほぼ変わりありませんから、髪の伸び具合についての変化はすぐにわかります。

髪が速く伸びるのは、「亜鉛」だけが原因だと言い切ることはできませんが、ほぼ変わりない日常生活の中で、変わったことといえば「亜鉛サプリ」を毎日欠かさず摂っているということだけなのです。

排水溝の抜毛が激減!

入浴時、もしくはシャンプー台で髪を洗った後は、抜毛が少なくなってきたとはいえ、そこそこ排水溝には髪がたまるものです。シャンプー時の抜毛は、排水溝の穴を通ってそのまま流れてしまうものもありますが、いくらかは排水溝の網目の上にたまってしまいます。

亜鉛サプリを飲み始めてだいたい3ヶ月くらいだと思いますが、それくらいの時期から、今までとは比べ物にならないほど排水溝に抜毛がたまらなくなったのです。シャンプー後はある程度の抜毛はあるものですが、排水溝に抜毛が溜まる、いや~なストレスからは解放されています。

朝、枕につく抜毛がほぼない!

抜毛が気になるのは、一般的に夏の終わりから秋にかけての季節だと言われています。私も例外ではなく、秋から冬の初めにかけて抜毛が多いように感じています。体のサイクルが、冬に備えて新しく髪をつくるというようになっているようですから、この時期の抜毛はそれほど気にすることはないでしょう。ただ、この時期は、朝起きたときに枕についた抜毛が気になるのは私だけではないと思います。

抜毛が多い時期は、朝起きたとき枕に数十本の抜毛があります。しかし、これも亜鉛サプリのおかげだとは思います(飲み始めて9ヶ月です)が、今では枕についた抜毛は「無し」もしくは2~3本だけです。

スポンサーリンク

亜鉛を効果的に摂るには?

亜鉛サプリはどのメーカーがいいのか?

私が飲んでいるのはアサヒのサプリ・ディアナチュラです。これは亜鉛の量が特に強化されていて1日3粒で8mgの亜鉛を摂取できます。1日に必要な亜鉛の量は10mgと言われていますので、足りない分は多分、食事に含まれる亜鉛で補うことができているのではないかと思っています。

食事で多く亜鉛を摂りすぎたとしても、1日の亜鉛摂取の限界最大量(30mg)を超えることはないでしょう。ちなみに亜鉛30mgを食事から摂るには標準的なサイズの牡蠣を15個も摂取する必要があります。

DHCの亜鉛サプリにも人気があるようですが、私は「アサヒのサプリ・ディアナチュラのSTRONG-亜鉛強化」が栄養素のバランスを考えられているためこれを選んでいます。ディアナチュラがよいと思うのは、亜鉛だけをサプリで補うというのではなく、ビタミン・ミネラル類を多種類バランスよく摂取できるからです。髪の成長に欠かせないビタミンB1やビオチンもしっかり配合されています。

亜鉛を効果的な摂取方法とは?

亜鉛は、体に不可欠な栄養成分であるにも関わらず、体内では生産されず食品から摂取する必要があります。しかし困ったことに、亜鉛はなかなか体に吸収されにくいという性質があるのです。
亜鉛を効果的に摂取するためには、飲み合わせによい成分と一緒に摂ることなのです。

  • ビタミンCやクエン酸と一緒に摂る
    亜鉛はビタミンCやクエン酸のキレート作用によって、亜鉛の吸収率がよくなるとされています。キレート作用とはビタミンやミネラルなどを一緒に包み込んで体内に吸収しやすい形態に変換してくれる作用のことです。
  • 動物性蛋白質や牛乳
    肉類や牛乳と一緒に亜鉛を摂取することも、その吸収率を上げてくれます。
    牛乳の場合は、乳糖が亜鉛と結合することで吸収率が高まります。

食品から亜鉛を摂るには何がいいか?

亜鉛は主に肉類や魚介類に多く含まれています。これらは動物性タンパク質であるためその食品だけで亜鉛の吸収率が高くなります。特に多いとされているのは、豚レバーや牡蠣ですね。ちなみに豚レバーは100g中に6.9mg、牡蠣は15g(標準的な大きさのもの1個)に2mgの亜鉛が含まれています。

アーモンドやピーナッツなどのナッツ類、大豆などの豆類にも亜鉛は含まれているのですが、一粒一粒に含まれている量は少ないので、効率的な摂取とは言えないかもしれません。

参考記事:ミックスナッツの健康効果効能は髪を作る栄養素が豊富なこと!

結局は亜鉛と栄養バランス

私の場合、自分の食生活を振り返ってみると、時には栄養バランスの良い食事であることもあるでしょうが、栄養バランスがとれている食事内容であることはかなり少ないように思っていました。最初は「亜鉛」サプリがいいかと思っていたのですが、亜鉛だけに傾きすぎるため、マルチビタミンとミネラルがバランスよく配合されたサプリを選択しています。サプリは大切な栄養補給ですが、やはり一番いいのは食べ物をよく噛んで、唾液と混ぜ合わせながら様々な食材を摂ることが大切です。それが、毎日続かないからサプリで補うんですね。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

▼こちらの記事も読まれています