夏のキャンプは、海・山・川ともにとても楽しいものです。日常ではなかなか体験できない自然の環境の中でのバーベキューや、川遊び、星空を眺めながらキャンプファイヤーなど楽しさ一杯です。

しかしキャンプサイトやテントの中などしっかりと暑さ対策をしておきたいものです。2016年は猛暑予想が出ていますので暑さ対策は必須です。快適に夏キャンプを涼しく過ごすための効果的な暑さ対策を紹介します。

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真夏キャンプとテントの暑さ対策

日陰を確保するためにタープを準備する

木陰がたくさんあればいいのですが、時間帯によっては日射しの方向がかわってくるので、ずっと日陰を確保し続けることは難しいのです。

そこで、必ず用意したいのがタープです。

タープには何種類かあるのですが、一枚布のタープは比較的開放的で、大きな日陰を作りだすことが出来ます。

スクリーンタープはテント型で、側面がメッシュになっていて風が通るようにはなっているのですが、一枚布のタープに比べるとやや蒸し暑く感じるかもしれません。
タープの生地は、ポリエステルだとけっこう熱を通してしまいますので、遮光性のあるコットンタープがおススメです。

テント内部に熱がこもらない工夫をすること

夏のキャンプサイトでテントを設営する場合、いろいろな暑さ対策をしても、どうしてもテント内部は暑くなってしまうものです。

設営場所は、日光や風の方向を考えて、テントの場所が出来るだけ日陰になる時間が長くなるような場所、風通しの良い場所を選ぶことが大切なポイントです。

また、さきほど紹介したタープですが、タープの中にテントの一部が入るようにテントを設営することでテントへの直射日光を防ぐことが出来ます。

暑さと睡眠対策のコットを準備する

日中は風があって涼しく感じても、いざテントの中で眠るとなると、蒸し暑く感じることもあるはずです。テント側面がメッシュ素材であってもなかなか風は通らないことがあります。テントの一部を開けておきたいけれども、虫が気になったりしますね。
睡眠時には少しでも体が蒸れず、風通しがいいようにコットを準備しておくとよいです。

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テント周りに打ち水をする

テント周りに、日本の伝統とも言える「打ち水」をすることで涼を取ることが出来ます。

夏の暑い日に打ち水をすることで、水が蒸発・気化するときに地面の熱を取ってくれますので、地面からの放射熱を下げることが出来ます。
水の量にもよりますが、テント周辺の温度を1~3℃下げることができますよ。

大きめのクーラーボックスに保冷剤を準備する

保冷剤は、食材を冷やしておくだけでなく、人間の暑さ対策に大いに役立ちます。薄手のジェル保冷剤にタオルを巻いて背中に敷いたり、首の後ろやわきの下に当てると適度に体温を下げてくれます。

首の後ろやわきの下は大きな血管が通っていますので、効果的に体を冷やすことができますよ。

クーラーボックスに「氷」の準備は当たり前ですが、2リットルのペットボトルに水を入れて凍らせたものを持っていくと、タオルを巻いて枕にしたり、氷が溶ければ飲料水として利用できますのでとても便利です。

扇風機を持ち込む

電源が使えるサイトであることが予めわかっていれば、普通の扇風機やポータブルファンを持ち込むことも考えましょう。日中はあまり使いませんが、やはり夜のテントの中はどうしても暑くなりがちです。

少しの風を感じるだけでも快適な睡眠を得られると思います。
「うちわ」も、無いよりはあったほうがいいですよ。

まとめ

食材や食器だけしっかり用意しても、暑さをしのぐ対策を忘れてはいけませんね。ある程度暑いのは仕方ないですが、少なくとも睡眠時は涼しく快適に過ごせるように準備を整えましょう。子供がいれば、さらに暑さ対策は良く考えて楽しいキャンプの思い出を作ってあげたいものです。

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