菓子パンの食べ過ぎは体に悪いのではと、なんとなくわかっていても、美味しくて完全にはやめられないものです。毎日がばがば食べるわけではありませんが、菓子パン一個食べてしまうと後を引いてしまいます。一週間のうち数個くらいの菓子パンなら、体に悪いということもないだろう・・・そんなイメージはありませんか?私は一日一個くらいの菓子パンならOKと思ってしまっていました。

しかし菓子パンには、体に入れてはいけないと言われている、食べるプラスチックと言われている危険な油脂(トランス脂肪酸)やショートニング、人工甘味料などの添加物がふんだんに使用されているのです。そのような添加物、体に入れないに越したことはないのです。

スポンサーリンク

菓子パンが体に悪いのは何故か?

小麦のグルテンが体によくない?

菓子パンだけでなくパンそのものの材料である「小麦」に対して、体に悪いものというイメージを持っている人は今でも非常に少ないと思います。私もグルテンのことを知るまでは、「小麦」に悪いイメージはありませんでした。
特に「グルテン」のことを意識するようになったのは、『ジョコビッチの生まれ変わる食事』を読んでからです。アマゾンでも高評価ですね。

テニス界の世界王者ノバク・ジョコビッチは、小麦(グルテン)を絶つだけで、体調が好転することを強調しています。

グルテンというのは小麦に含まれているたんぱく質の一種です。グルテンは体の不調を引き起こす原因の一つにもなっていると言われているのですね。ジョコビッチは、小麦を摂らないことで、たったの2週間で「体」が変わっていくこと、それに伴って人生を激変することができると力説しています。

グルテンは害になる?

グルテンを摂り続けると、その影響によってグルテン過敏性という症状を引き起こす可能性があると言われています。
体の不調が「グルテン」に原因があるということは、ほとんどの人は気づいていないのですが、グルテンを食べることで、小腸が炎症を起こしてその結果、便秘や下痢、疲労感、体重の増加につながってくることが考えられています。
グルテンは、パン以外にも、小麦製品であるラーメンやうどんなどの麺類、パスタ、ケーキなどにも含まれています。

菓子パンは高カロリー

毎日菓子パンを食べると簡単に太ることができますね^^;。もちろん、健康的な太り方ではないです。菓子パンの種類にもよりますが、一個で400~600kcalもあります。ご飯一杯分200gで、295kcalですから、菓子パン一個で相当なカロリーを摂取していることになります。
特にバターを使ったクロワッサンや、油で揚げたカレーパン・あんドーナツなんて超高カロリーです。美味しいんですけどね。

菓子パンは添加物まみれ?

後述しますが、菓子パンには、イーストフード、乳化剤、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸や、ケーキやクッキーなどにもよく使用されているショートニングなどの添加物が使用されています。
これらの食品添加物はもちろん許可されているものですが、特にトランス脂肪酸には要注意です。以下で詳しく説明します。

スポンサーリンク

菓子パンの危険な添加物とは

トランス脂肪酸

トランス脂肪酸は、天然の植物油にはほとんど存在していない成分で、人工的に生成される脂肪酸です。
別名食べるプラスチックとも言われています。もちろんプラスチックなんて食べることができませんが、トランス脂肪酸は非常に微細な形状で一旦体の中に入ると、kらダニ吸収されることがなく、体から排出されにくいのです。

トランス脂肪酸については「トランス脂肪酸がバターやマーガリンに含まれている怖さ」でさらに詳しく説明していますので、ぜひご覧ください。ちなみにトランス脂肪酸は、菓子パン、食パン以外に、バターやマーガリン、サラダ油、マヨネーズ、ショートニングが含まれている菓子類、カップラーメン、揚げ物の冷凍食品、ハンバーガーやドーナツなどのファストフードなどに含まれていますから、できるだけ意識的に避けた方がいいのではないかと思います。

ソルビン酸・ソルビン酸K

ソルビン酸・ソルビン酸Kというのは、保存料の一種です。ソルビン酸Kは人体の細胞レベルから変異を起こさせ、細胞異常を起こすとされています。ほとんどの菓子パンの成分表に記載されています。

イーストフード

イーストフードとは簡単にいうと膨張剤のことです。パン酵母にイーストフードを混ぜ合わせることによって、ふんわりとボリュームのあるパンに仕上げています。実はイーストフードは十数種もの膨張剤の総称として使われています。イーストフードと呼ばれる材料には「塩化アンモニウム」といった毒性の強い成分もあるのです。

イーストフードは主に食パンに使用されていますが、現在では危険な成分は使用されていないはずですが、注意が必要です。

人口甘味料

アセスルファムK(Kはカリウム)という人工甘味料です。長期間食べ続けることによって体に悪影響が出てくると言われています。しかし、体が不調である原因が、「アセスルファムK」であると断定するのは非常に難しいとされています。

もう一つスクラロースという人工甘味料があります。スクラロースはとても危険な人工甘味料と言われており、できるだけ体内に入れたくない添加物です。スクラロースは「有機塩素化合物」という化学物質で、トランス脂肪酸と同様に体内で消化されないうえに、体に蓄積され、腎臓に悪影響が出ることもわかっているようです。

まとめ

参考
トランス脂肪酸がバターやマーガリンに含まれている怖さ
こめ油が危険なワケ|有毒な化学溶剤とトランス脂肪酸に注意
サラダ油が体に悪い理由|危険な成分が健康を害することを知って!

菓子パンを買うときって、袋の裏面の成分表なんかほとんど見ないのではないでしょうか?ぜひじっくりと成分表を見てください。しかし、成分がどういうものであるか知識がなければ、成分表を見ても、ふ~ん・・・という程度でしょう。すこしでも菓子パンの添加物の危険性について知っていることで、危ない添加物の含まれた菓子パンを避けることができます。
ただ、パンそのものの原料が「小麦」であることも、本当はもっと注意すべきことかもしれません。ノバク・ジョコビッチの『ジョコビッチの生まれ変わる食事』は是非読んでみてくださいね。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

▼こちらの記事も読まれています