言うまでもありませんが、乾物ヨーグルトという種類のヨーグルトがあるのではなく、乾物をヨーグルトで一晩漬け込んだヨーグルトの総称ですね。乾物には、高野豆腐や切り干し大根、ヒジキなどがありますが、味は良くないのです(個人的に)・・・。ところが果物の乾物=ドライフルーツの場合はヨーグルトに浸けて出来る、ドライフルーツヨーグルトはデザートのように美味しく食べられて、しかもビタミンをはじめとする栄養価も高く、腸の調子を整えてくれる作用があります。
美味しくデザート感覚で食べるなら、是非ドライフルーツで試してみてはいかがでしょうか?
目次
乾物ヨーグルト・ドライフルーツの健康効果
食物繊維と乳酸菌の組合せ
乾物には食物繊維が豊富なものが多く含まれている場合が多いのです。食物繊維はビフィズス菌をはじめとする乳酸菌のエサになるため、「腸」を活性化するために有効な食べ物になるのです。
この食べ方を考案した人物として公表されているのは、サカイ優佳子さんと田平恵美さんと言われていますが、このような食べ方は結構昔からあるものなんですが、誰も、「私が考案しました!」とは言わなかっただけかもしれません。
数年前、タレントの新山千春さんも、乾物ではなく、野菜でしたが、例えばきゅうりや大根を一晩ヨーグルトに浸けて美味しく食べる方法を紹介していましたので、最近になって急に見つかった食べ方ではないのですね。ちなみに、野菜のヨーグルト浸けはご飯のおかずに試してみる価値ありですよ。
乾物にはドライフルーツを!
乾物としては、高野豆腐や、切り干し大根なども利用できるのですが、ドライフルーツがなんといっても美味しいのです。健康効果としては、どの素材を使っても「腸」を活性化し、便秘の解消に役立ちます。また食物繊維は、腸内の悪玉コレステロールを排出してくれるだけでなく、免疫力をアップさせますので、善玉菌であるビフィズス菌とともに、腸内環境の改善に役立ってくれます。
食物繊維が多いドライフルーツを使う
乾物として、ドライフルーツを使う場合は、特に食物繊維が多いものを使うようにした方が、腸を活性化するためには効果的です。食物繊維が多いドライフルーツは下記を参考にしてください。
- ブルーベリー:ベリー類は特に食物繊維が豊富です。ブルーベリーの場合、100g中約17~18gの食物繊維が含まれます。この割合は食品の中でもかなり多い方なのです。
- 柿:干し柿の状態では、100g中約14gの食物繊維が含まれます。食物繊維が多いだけでなく、体内の余分な塩分を排出してむくみを解消するカリウムも多く含まれています。
- イチジク:ドライイチジク。結構なお値段がしますが、食物繊維は100g中約10~11g。ビタミンEが多いのが特徴です。
- プルーン:100g中約7gの食物繊維が含まれます。プルーンは鉄分の補給にも良いと言われています。
上記以外にも、アプリコットや、りんご、バナナ、キウイ、マンゴーのドライタイプも食物繊維が多く、おすすめです。
簡単なドライフルーツ・ヨーグルトの作り方
作り方はとても簡単です。
プラスチック製、もしくは、せともののふた付きの容器に、乾物(ドライフルーツ)を適量入れます。だいたいドライフルーツと同程度の量のプレーンヨーグルトを入れ、全体が良く絡むようにまぜあわせます。ジップロックなどのしっかり密封できるビニール袋に入れておいてもOKです。
あとは、容器に蓋をして(ジップロックをしっかり閉じて)、冷蔵庫で約7~8時間置くだけです。
まとめ
参考記事
○便秘解消にアーモンドのマグネシウムとオレイン酸、炭酸水がいい!
○悪玉コレステロール値を下げる市販ヨーグルトと効果
ドライフルーツを使った乾物ヨーグルトであれば、手間なく簡単にできますし、それでいて腸内環境を整えてくれます。なんといっても味がいいから、デザート感覚で食べられます。プレーンヨーグルトを使う方が、ドライフルーツの味そのものを楽しめますが、特にプレーンヨーグルトにこだわらず、好みのヨーグルトを使ってみてもいいですね。とっても簡単な「腸活」、試してみてはどうでしょう?