アサイージュース、もう10年くらい前でしょうか、私の記憶だとテレビの通販番組のショップチャンネルでほぼ初めて紹介されたように思います。

なんだかよくわからない、ブラジル原産の木の実を絞ったビン入りの濃い紫色のジュースで、値段は忘れましたがかなり高かったはず。また新種の輸入健康食品かと思っているうちに、今では普通のスーパーでもパック入りのアサイージュースが売られるようになってしまいました。

栄養価とアンチエイジング効果が高いためとても人気のある健康食材です。
アサージュースの健康効果と栄養価を最大限に採り入れる飲み方・摂取方法を紹介します。ぜひ参考にしてください!

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ミラクルフルーツ・アサイーと食べ方

アサイーとは

「アサイー」とは、ブラジル・アマゾンにあるアサイーの実のことで、アマゾンに住む人達の健康の元であるスーパーフルーツです。

熱帯雨林に育つヤシ科の植物で、見た目はほぼヤシの木です。その実は日本で普通にみられる小粒のブドウ(デラウェア種)位の大きさで、一粒の中の大きな種を守っている果肉の部分に栄養があるのですが、食べられる部分はたったの5%ほどしかありません。

栄養価が高いために「奇跡のスーパーフルーツ」「ミラクルフルーツ」などと呼ばれています。

「奇跡の実」が育つアマゾンの気候と環境

アマゾンって、どんな環境なのでしょう。日本のようにやさしい四季の移り変わりがあるような気候とは全く違うことは容易に想像できますね。赤道直下の熱帯雨林でスコールや強烈な紫外線にさらされた気候の中でアサイーが育つのですね。

そのような厳しい環境で20~30メートルも育ち、しっかりと多くの実をつけるのですから、その生命力の強さと、蓄えられたエネルギーである栄養素は人間への健康効果も大いに期待できるのです。

アサイーの食べ方

  • アサイーボウル
    アサイーボウルという食べ方が好まれているようです。
    小さめのボウルに、アサイースムージーとヨーグルトを入れ、フルーツグラノーラやバナナやイチゴ、ドライフルーツなどをトッピングして食べます。
    特に甘味はないので、はちみつやジャムを適量加えるとおいしく食べられます。

  • アサイースムージー
    アサイーでスムージーを作ります。アサイーは自然食品店や最近ではコストコでも売っていますから、アサイーに凍ったバナナやフルーツジュースを加えてミキサーにかければ簡単に作れます。
  • ジュースで飲む
    スーパーでも様々な種類のアサイージュースを購入することができますので、最初にアサイーを試してみたいなら、この方法が一番お手軽だと思います。

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アサイーの効果効能

アサイーの栄養素

20~30メートルもの高さに育つアサイーの濃い紫色の実は、木の一つの房が数十本くらいに枝分かれしていて、それぞれの枝に実がびっしり付くように成ります。その一つの房だけでその重さは10kg近くになるともいわれています。

アサイーの実には、抗酸化作用が期待できる栄養成分が豊富に含まれています。
おもな栄養素は下記の通りです。

  • ビタミンE・ビタミンB1・ビタミンB2
    強力な抗酸化作用により、体のさびつきを防ぎます。活性酸素の増加を防ぐため、美肌効果と老化防止効果があります。
  • ポリフェノール
    赤ワインの約30倍ものポリフェノールが含まれ、アンチエイジング効果が期待されます。
  • 必須脂肪酸:オレイン酸
    血液をサラサラにする効果があるとされるオレイン酸が含まれています。
    オレイン酸は不飽和脂肪酸と言われ、酸化しにくいため動脈硬化・高血圧などの生活習慣病を予防・改善する脂質として注目されています。オレイン酸については「オリーブオイル」の項目もぜひご参照ください。
    またオレイン酸には善玉コレステロール(HDL)は下げないで、悪玉コレステロール(LDL)だけを減らすという優良効果があります。
    参考:「生くるみの栄養と効果効能」
  • 食物繊維
    ごぼうの約3倍もの食物繊維を含み、腸の調子を整えることでお通じ改善につながります。
  • 鉄分
    ほうれん草の約2倍、レバーの約3倍もの鉄分を含みます。貧血気味の女性には欠かせない成分ですね。
  • カルシウム
    牛乳の約3倍のカルシウムを含み、骨粗鬆症の予防にも役立てたい成分です。
  • アミノ酸
    アサイーに含まれているアミノ酸は、完全栄養食品である「卵」とその組成が似ているといわれています。良質なアミノ酸組成ということですね。

抗酸化パワー

アサイーに含まれる強力なビタミンEの抗酸化作用が、老化防止に役立ちます。

活性酸素によって細胞が酸化されることを防ぎます。活性酸素が増加するということは、体がさびつき、老化が早まってしまうということですから、強力な抗酸化力はぜひアサイーからも摂り入れたいものです。

アンチエイジング効果

アサイーに含まれているポリフェノールには抗酸化作用と抗菌作用があります。

ビタミンEと同様の抗酸化作用があり、シミやシワ、肌のたるみ、乾燥肌も防止、また血液中のコレステロールを抑えて血圧が上がるのを防ぐ働きもします。

特に、アサイーに多く含まれている栄養素の美肌効果・アンチエイジング効果は女性にとっては見逃せない働きです。
参考:マキベリーのポリフェノール

まとめ

アサイーの強力な抗酸化パワー・アンチエイジング効果は見逃せないですね。ビタミンを始め、アミノ酸やポリフェノールなどの栄養の豊富さも健康維持に役立つこと間違いなしです。毎日食べることは難しいかもしれませんが、アサイーの健康効果を知っていれば、うまく栄養素を補給できるはずです。

個人的にちょっと気になるのは、アサイーは熱帯で育った植物ですから、体を冷やす作用もあるのではないかと思うのです。ですから試すなら、自分の体調の変化をしっかり把握しながら摂取したほうがいいですね。体が冷える感じがするなら、思い切って摂取は控えましょう。

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