寝る前に何かちょっとだけ食べたくなることがありませんか?寝る前の食べ物は、たとえ少しの量でも、寝ている間に脂肪として蓄えられることになります。最低でも就寝の4時間前からは食べないようにすべきなのですが、飲み物の場合は寝る前に飲んでも脂質として体にたまることはありません。もちろん糖質の多い飲み物はNGですが。

飲み物の場合は、寝る前に飲むと疲労回復や快眠に効果的な飲み物があります。寝る前に飲むといい飲み物とは具体的にはなにか、健康効果が高い・快眠を誘うドリンクやお茶など具体的に紹介します。

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寝る前に飲むといい飲み物・快眠に効果的なドリンク

白湯(さゆ)

白湯とは、約10分ほど沸騰させたお湯を、飲める状態まで冷ました状態のお湯のことです。ただの「お湯」ではあるのですが、体温を上げる効果があります。

人間が眠るときには、体は副交感神経が優位になるのですが、そのとき体の深部の温度は下がっているのです。しかし体の深部の温度を下げるためには、眠る前にいったん体を温めておく必要があるのです。手足の先まで体が温まっていることで、手足の先から熱を放出し、そこで冷えた血液が体内に廻って体の深部が冷えてきます。白湯を飲むことで、末端まで体を温めることができ、深い眠りにつながります。眠る2時間ほど前に飲むことが効果的です。

温かいココア・しょうがココア

眠る2時間ほど前にホットココアやしょうがココアを飲むことで体を温める効果があります。ココアは体を末端まで温めますし、その持続時間はなんと約40分も続きます。寝るときに手足が冷えているとなかなか寝付けないため、温かいココアで体を温めておくことは快眠のポイントでもあります。

また、ココアには「テオブロミン」という物質が含まれているのですが、テオブロミンは自律神経を調整する働きがあるため、体をリラックスさせる効果があります。体がリラックスすることで副交感神経が優位になり寝つきも良くなりますし、睡眠の状態が良くなるのです。
参考:しょうがココアの作り方・健康法

しょうが紅茶

紅茶は完全発酵させた茶葉を使っているため、体を温める作用がとても大きいのです。更に紅茶にしょうがを加えることで、体を温める効果は倍増します。しょうがに含まれるショウガオールという成分が、血流を良くするため、体の芯からぽかぽか温まってきます。体を温める飲み物としては「しょうが紅茶」が非常に効果的です。

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寝る前に飲むといい飲み物・呼吸を楽にする飲み物

カモミールティー

カモミールはハーブの一種で、アズレンという物質がふくまれており、胃の粘膜に働きかけて荒れた胃の修復をする作用があります。このように粘膜を修復・回復する作用があることから、鼻腔の粘膜を調整して鼻づまりを解消する効果もあります。

就寝前の鼻づまりは実に不快なものです。カモミールティーには不眠症を改善し、体をリラックスさせる働きもありますから、寝る前に温かいカモミールティーもぜひ試してみて下さい。

寝ている間に健康効果を高める飲み物

温かい豆乳:美容効果アップ

豆乳には主に「大豆たんぱく」「イソフラボン」「大豆ペプチド」「サポニン」が含まれています。これらの成分を含む豆乳を温めてから飲むことで、体を温める効果にプラスしてそれぞれの成分の健康効果が期待できます。

大豆たんぱくは荒れた肌や髪を作り再生するために必要な栄養素、イソフラボンは女性ホルモンと同じ働きをし肌質や美容に良い効果をもたらします。大豆ペプチドは成長ホルモンの分泌を促し、サポニンには脂肪燃焼効果がありますので、寝ているうちに脂肪が貯まらないようにしてくれます。

ホットミルク

牛乳には「トリプトファン」という物質が含まれていて、これが脳内でセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンといった神経伝達物質を作り出します。特にセロトニンは神経を落ち着けて鎮静させる作用があるため、不眠気味の方にはとても効果的に働いてくれます。冷たい牛乳でもこの働きはありますが、寝る前には体を温めるためにも、温めてから飲むようにしましょう。

まとめ

寝る前に温かい飲み物を飲むことで、健康効果や美容効果がアップしたり、熟睡できるようになるならぜひ試してみませんか?寝る2時間ほど前に飲んでおくことがポイントです。甘みが欲しいところですが、糖分は体を冷やす作用があるので、寝る前の飲み物には控えるようにした方がいいですね。好みもあるでしょうから、いくつか試してみて下さい。
私にはめっちゃまずそうなイメージがあった「しょうがココア」、飲んでみると、まずくはないが美味しくもなかったのですが、体はぽかぽかになりますよ。私はしょうがココアがおすすめです。

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