寝付きを良くする飲み物や食べ物ってあるのですよ。後述しますが、ズバリ「朝味噌汁」です!

夜、布団に入ってもなかなか眠れなくて、どんどん時間が経ってしまう。眠ろうとして呼吸に集中したりしても、どんどん目が冴えてくることがありますよね。寝付きを良くするためには、日中の運動や、規則正しい生活がもちろん関係あるのですが、意外に、どんな飲み物や食べ物を摂るかということもカギになっているのです。

特に「朝」、どんな飲み物、食べ物を摂るかでその日の夜、質のいい睡眠になるかどうかが決まるのです。
寝付きを良くする飲み物食べ物を具体的に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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寝つきを良くする飲み物

朝味噌汁を飲むことで、夜は熟睡できる?

朝の味噌汁

体を目覚めさせるには、朝の味噌汁は効果的です。味噌そのものには良質なたんぱく質や、ビタミン、アミノ酸が多数含まれていますので、朝の体に栄養が吸収されやすくなっているのです。
また、味噌汁に含まれるトリプトファンは、摂取して約15時間ほどたってから、睡眠に誘導するメラトニンに変化するため、例えば朝7時に摂った味噌汁は夜10時頃に快眠物質として働いてくれるのです。

夜の味噌汁

夕食で味噌汁を摂ることは、質のいい睡眠のためにはとてもいい効果があります。味噌汁には上記で説明したように安眠に導くと言われる物質が入っているのですが、やはりトリプトファンの働きから考えると、「朝味噌汁」の方が質のいい睡眠には良いようです。

グリシンの働きが快眠に導く!

また、味噌汁にはアミノ酸の一種であるグリシンが含まれているのですが、グリシンは深部体温を下げてくれるため、深い睡眠をとることができます。
また、夜の味噌汁は、朝起きたときに「疲労感」を取り去ってくれます。このため日中は眠気が軽減され、作業効率も高まるため、体にとってとても良い好循環が生まれます。

寝る前に牛乳を飲む

夜寝る前に、冷蔵庫から出した牛乳をそのまま飲むのは、体を目覚めさせてしまいます。
ホットミルクがお勧めです。温めた牛乳が快眠・熟睡に効果があるというはっきりとした科学的データがあるわけではないのですが、体が温まってリラックスし、すんなりと眠りに入れる可能性は高いのではないでしょうか?

実は、牛乳のカルシウムは骨や歯を作るという働きだけでなく、睡眠を調整する栄養素の一つでもあるのです。牛乳にはトリプトファンも含まれていますので、質のいい睡眠をとりたいならとても有効な飲み物です。ホットミルクを飲む場合、もちろん砂糖なしで飲みます。

朝コーヒーを飲むと、夜ぐっすり眠れる?

夜寝る前に、コーヒーを飲むと、カフェインの影響で寝付きが悪くなることは多くの方が良く知っていると思います。でも、朝のコーヒーは実は体を目覚めさせるためにとても良いのです。眠気を覚まして頭をスッキリさせることで、体が日中の活動にスムースに移行し、作業効率を上げることができます。

結果的に、朝コーヒーを飲んでおくと、日中の活動が適度な疲れを生み夜は寝付きが良くなるのです。
しかし、夕方から夜にかけてコーヒーを飲むと、睡眠に大きく影響してくるのです。もちろん個人差はあるでしょうが、コーヒーに含まれるカフェインの効果は意外と長く続くため、夜遅い時間にコーヒーを飲んでしまうとなかなか寝付けなくなるのです。

ただ、質のいい睡眠をとるためには、朝コーヒーよりも朝味噌汁なのです!

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寝つきを良くする食べ物

質のいい睡眠に導く食材があるのです。食材に含まれている成分によって、自然な眠りに導かれるのです。

トリプトファンを多く含む食材

寝付きを良くして安眠・熟睡・快眠に導くには、トリプトファンを多く含む食材を意識して摂るといいです。
トリプトファンは味噌汁(大豆製品)はもちろん、大根やほうれん草、豚肉にも多く含まれています。バナナや牛乳にも含まれていますので、ちょっと夜食を摂るならお菓子やラーメンではなくて、バナナがいいのです。

まとめ

ぐっすり眠るツボ・よく眠れるツボ図解!

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寝付きを良くする飲み物・食べ物は、「朝味噌汁」なのです。やっぱり日本食って、とても体にいいのですね。昔からの日本食は、栄養配分のことを考慮されているのはもちろん、その栄養の働きや、摂取してからその有効性を発揮する時間帯まで考えられていたのかもしれません。トリプトファンの働きがまさにそうですね。日本人の知恵、素晴らしいですね。

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