伊奈波神社(いなばじんじゃ)は岐阜市でも愛知県に最も近い側にあります。厄払いのパワースポットとして知られており、病気平癒のご利益や安産祈願の参拝客もとても多く訪れる神社です。

また伊奈波神社は1900年も前に創建された神社で、社殿の古い木材や木の大鳥居はその歴史を感じさせてくれます。とても静かで厳かな雰囲気が漂う境内なのですが、初詣の時はその雰囲気は一変。岐阜県一の初詣スポットですから非常に多くの初詣客でごった返しています。この記事では、パワースポットともいわれる伊奈波神社の病気平癒のご利益やお守りについて紹介します。

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伊奈波神社のご祭神

伊奈波神社にお祭りされているご祭神は五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)。読み仮名が書いてあっても、ちょっと読みにくいですね。
五十瓊敷入彦命という名前に「瓊(に)」という文字がありますが、この文字を使っているということは、天照大神の直系の子孫である瓊瓊杵(ににぎのみこと)を意味しています。日本の大元の神様としっかりとしたつながりのある神様なのです。

伊奈波神社のご利益

特に「黒龍神社(黒龍社)」は伊奈波神社がこの地に移転される前から祀られていた神様で、とても強力なパワースポットとして有名になっています。

黒龍神社の厄除けと病気平癒のご利益

伊奈波神社の敷地内に、末社である「黒龍社」というお社があります。ここは、「どんな願い事でも叶える」という看板があるほど、とても強力なご利益がある神社なのです。

ここ「黒龍社」にお参りすると、厄除けパワーを頂いて災厄から逃れることが出来たり、病気平癒のご利益のパワーを頂けるようです。地元ではとても信仰されている神様です。

本殿に向かうまでの、右手奥にある厳かなたたずまいの小さなお社で、あまり訪れる方も少ないようですが、除災招福諸願成就のご利益パワーは強力なようですよ。

開運パワー

「挫けそうな時に力になってくれる」神社としても有名です。誰でもそんな時があると思いますし、気分転換に出かけてみてもいいと思います。新しい「気」を受けるだけでも何らかの変化があるかもしれません。

勝負の神様

宇宙の基本エネルギーである木火土金水の全ての「気」が結集した「龍」がお祀りされていて、勝負の「勝運」のエネルギーを与えていただけるようです。

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伊奈波神社のお守り

黒龍福成る守り

小さな縦長で、金属の平たいお札の形をしたものが、2枚ひもでくくられています。それぞれの札の表面には宝玉を持った龍が掘られています。
この2枚のお札を拍子木のようにカチカチと鳴らしながら願い事をすると、不思議なことに神様の力を頂いて願い事が叶うというものです。

このお守りの解説書には「黒龍大神は福徳増進の霊験あらたか」「この御守りは祈願を籠めながら打ち鳴らすことにより大神の御神威が増して、祈願者に新しい福徳が成り、運気が増す御守」と記されています。
見た目にもカッコいいお守りですし、ちょっと神気を感じるような雰囲気のあるお守りです。

病気平癒のお守り

伊奈波神社には多数のお守りが用意されているのですが、普通のお守りは、よくある布製の小さな袋の形をしていて、表に「○○御守り」と書かれています。
病気平癒のお守りも、形は似ていますが、ちょっと雰囲気が違って、小さいけれどしっかり作り込まれたようなやや立体感のある巾着型です。
しかも病気平癒の御守りだけ、小さな桐の箱に入っています。

動物をモチーフにしたお守り

猫をかたどった、キーホルダー型のお守りや、置き物型のおみくじ猫もあります。面白いのはお守りの表面に「蛍」があしらわれていて、それが「明日を照らす幸福守り」になっています。
他にも龍や、龍が手に持っている「玉」をモチーフにした魔除けのお守りも、とても形が凝っていて面白いですよ。

まとめ

岐阜のパワースポットでもある伊奈波神社は、例えば明治神宮のような派手さはないのですが、静寂の「気」に包まれた杜のなかにある厳かな雰囲気のある神社です。パワースポットといわれるのは「気」のパワーを感じられることもあるのでしょうが、そのご利益をしっかり授かることが出来ることなのかもしれません。伊奈波神社は、理由は定かではないのですが、「夏」に訪れると良いとされています。

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