明治神宮は毎年300万人を超える日本一初詣客が多い神社としても有名ですね。深い森に包まれた、砂利道のちょっと長い参道を進んだところに社殿があります。大都会の真中に、こんなにも大きな「森」が存在するのかと驚く方も多いはず。しかもこの「明治神宮の森」は、人の手で造成された「人工の森」でもあるのは本当に驚きです。

明治神宮は年中参拝客が多く、それぞれの方に合わせたご祈祷をお願いすることが出来ます。明治神宮のご利益は、病気平癒・健康祈願を始めとして多岐にわたっていて、お守りの種類も豊富に用意されています。そのご利益やお守りについて詳しく紹介します。森の「神気」を感じながらお参りすると、本当に厳かな感じに包まれますよ。

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明治神宮のご利益

数多い明治神宮のご利益

明治神宮は「癒し」と「浄化」のご利益を頂くことが出来ます。
明治神宮では多種のご祈祷を受けることができ、それに合わせたお守りも多種類用意され得ています。

健康祈願、病気平癒、家内安全、交通安全、商売繁盛、学業成就、合格祈願、就職成就、厄除け、旅行安全、縁結び、開運、安産などですが、一般企業やスポーツ団体から、七五三のお祝いなど個人の御祈祷まで応じていただけます。
明治神宮で結婚式を上げる方も年々増えているようですが、お値段はお高めのようです。かなり高額らしいです・・・

健康祈願・家内安全のご利益

特に決まったご祈願の方法があるわけではないのですが、拝殿に向かうと、左手に2本の御神木があり、参拝後にこの御神木のあるところから、社殿に礼拝することで「神気」をいただけると言われています。

この2本の御神木は楠(くすのき)で注連縄(しめなわ)で結ばれているのですぐにわかると思います。「夫婦楠(めおとくす)」といわれ、夫婦円満や家内安全の力があるとされています。そのまんま「健康」パワーがあるというものではありませんが、どれも健康につながるご利益があると考えられています。

清正の井戸のご利益

加藤清正自らが作った清正井(きよまさのいど)

明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りし、園内には馬場、剣道場をはじめとしたスポーツ施設や花菖蒲、清正井など見どころは非常に多くあります。

加藤清正自らが作ったとされる特に清正井(きよまさのいど)は、その写真を待ち受け画面に設定することで、願い事が叶う、よきことが「起こる」、出世するなどといううわさが広まって、2016年現在でも、清正井は数時間も行列することがあるほどです。ここをパワースポットとして紹介したのは、お笑い芸人&手相占いで有名な島田秀平さんですね。

清正井の見学は晴れた日の午前中がよい!

今では、東京のスーパーパワースポットの一つになっていますが、年末年始やお正月は開門はしていますが、人が多すぎて見れないと思います・・・

太陽の気が溢れている、晴れ渡った午前中に行くことが理想とされています。午後・特に夕方、雨の日、曇天の日は、「陰の気」の働きが強くなるといわれているため避けた方がいいです。

通常は、明治神宮に入れる時間帯であれば見学できますが、たまに休みの日もありますから興味のある方は、開門時間を確認して、並んでみるといいかもしれません。

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明治神宮のお守りと種類

「お守り」は基本的には本人が買う

明治神宮には本当にたくさんの種類のお守りが用意されていて、何を祈願するか特に決めていなければ確実にどのお守りを買うか迷います。
「お守り」は基本的に本人が参拝し本人が買うことが理想ですが、様々な都合で参拝に来ることができない方のために購入してあげるのはいいと思います。

お守りの販売は午後の早い時間までに!

明治神宮の社務所で「お守り」を購入することが出来ますが、参拝客が多ときには、お守りが売り切れてしまうことで午後の早い時間に閉まってしまうことがあります。明治神宮の開門時間は朝6時ですが、お守りの販売は通常午前9時~午後4時頃までです。一年間ご利益を頂いた「お守り」は、境内にある「古神符納所」に納めましょう。

明治神宮のお守りの種類

  • 「開運木鈴 こだま」:このお守りが明治神宮では最も有名なお守りです。もちろん開運のお守りなのですが、「木鈴」の素材である「木」は、明治神宮の森の手入れの際に出た木材を使っていますので、明治神宮の「気」そのもののパワーが満ちているはずです。自然木ですから、全く同じものが存在しないことも「お守り」としての意味がありそうです。価格は1000円と2000円の2種類あります。
  • 「相和守(そうわまもり)」:夫婦円満のためのお守りです。社殿に向かって左側にある楠、「夫婦楠」にあやかって二つで一組の形の「お守り」になっています。
  • 健康のお守り「心身健全守」:明治神宮のお守りのなかで、最も種類が多いのが「健康」のお守りです。巾着型や、財布やポーチなどにつける根付型、平型、子供の健康を願う「児童健全守」があります。
  • 病気回復のお守り「病気平癒守」:小さな桐箱に入った、病気の回復を祈念するお守りです。
  • 安産のお守り「安産守」:桐箱入りの、母子ともに無事な安産を願うお守り。
  • スポーツ・武道のお守り「必勝守」:力強い色遣いで、金色の菊の紋があしらわれたデザインになっています。
  • 縁結びのお守り「縁結守」「縁結二人守」:「縁結守」は良縁を願うお守り。「縁結二人守」は、ピンク色と紺色の二つセットの小さな巾着型のお守り。恋人同士には最適なお守りですよ。
  • 学業のお守り「学業守」「合格成就守」:「学業守」は学業成就。「合格成就守」は入学試験や、就職試験、資格試験などの合格祈願に!
  • 「就職成就」のお守り:就職活動を始める時にはぜひ!
  • 旅行のお守り「旅行安全守」:旅行中の安全を願うお守りです。旅行に出かける方に渡すのもいいかもしれません。他の神社ではなかなかこの種のお守りは見かけませんね。
  • 交通安全のお守り:「交通安全守」は、ごく普通の形状、財布に入れて持ち歩く携帯型、車の中に置くお札型の3種類があります。
  • 厄除けのお守り:厄年の方だけでなく厄除けを願う方のお守り。携帯型もあります。
  • しあわせのお守り:コロンとしたかわいい巾着型の黄色いお守りで、金の菊紋が美しいです。

まとめ

参考記事

明治神宮の参道を歩いていると、まさに「神の気」を感じることが出来ますよ。初詣など参拝客が多すぎるとなかなか、森に満ちている「神の気」は感じにくいかもしれませんが。

ご利益やお守りもいいのですが、幅広い参道や、「気」に充ち溢れた森、立派な社殿は一度は行って体感されてみるといいのではないでしょうか。人が少ない平日がおすすめですよ。

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